「アイオメガ」の版間の差分

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'''アイオメガ''' (''Iomega Corporation''、[[ニューヨーク証券取引所|NYSE]]:[https://www.nyse.com/about/listed/lcddata.html?ticker=IOM IOM]) は、[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]][[サンディエゴ|サンディエゴ市]]に本拠地をおいていた[[コンピュータ]]関連機器の製造企業である。[[1980年]]に設立。製品は[[補助記憶装置]]中心としているだった
 
== 概要 ==
[[1980年]]に設立。フロッピーディスクがもてはやされていた時期に、すでに10メガバイト(10MB)の大容量メディアを開発をしており、この「10M」にちなんで、「10M」→「1」+「0」+「MEGA」→「I」+「O」+「MEGA」から、社名を「IOMEGA」とした<ref>『パソコンのトリビア』九天社、2003年</ref>。
 
[[Bernoulliディスク]]による企業向け製品を主体としていたが、1990年代に入ると個人向け製品であるリムーバブルメディアを多数リリースして業績を伸ばした。特に、1994年に製品化した[[ZIP (記憶媒体)|Zip]]は、ドライブ・メディアとも安価で、個人向けには十分な容量を持ったZipは大きく普及した。1999年には、前年11月に倒産したライバル会社[[SyQuest]]を買収している<ref>{{Cite web|url=http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990114/syquest.htm|title=Iomega、SyQuestの買収で合意|publisher=[[PC Watch]]|date=1999-1-14|accessdate=2017-1-14}}</ref>。
[[2004年]][[4月14日]]時点の従業社員は590人。[[2008年]][[4月8日]]に[[EMCコーポレーション|EMC]]によるIomega[[M&A|買収]]が発表された<ref>[http://e1387.b.akamaiedge.net/about/news/press/2008/20080408-07.htm EMC To Acquire Iomega - EMC Press Release]</ref><ref>[http://japan.zdnet.com/article/20371081/ EMC、アイオメガを買収--一般消費者と小規模企業市場への拡大目指す]</ref>。
 
しかし、1990年代末に汎用規格である[[CD-R]]や[[メモリーカード]]が普及すると、独自規格のアイオメガ商品は急速に売り上げを落としていった。
 
[[2004年]][[4月14日]]時点の従業社員は590人まで減り、[[2008年]][[4月8日]]に[[EMCコーポレーション|EMC]]によるIomega[[M&A|買収]]が発表された<ref>[http://e1387.b.akamaiedge.net/about/news/press/2008/20080408-07.htm EMC To Acquire Iomega - EMC Press Release]</ref><ref>[http://japan.zdnet.com/article/20371081/ EMC、アイオメガを買収--一般消費者と小規模企業市場への拡大目指す]</ref>。その後EMCは[[レノボ]]と提携し、アイオメガのブランドはLenovoEMCへ移管され、現在レノボから"アイオメガ"の名を関したネットワークストレージなどが販売されている。アイオメガ時代のドライブ・ディスク類の製造は全て終了
 
== 主な製品 ==
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{{commonscat|Iomega}}
<references />
 
== 外部リンク ==
* [http://ascii.jp/elem/000/001/250/1250782/ 業界に痕跡を残して消えたメーカー SyQuestと死闘を繰り返したIomega] - ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情(ASCII.jp)2016年10月17日
* 旧アイオメガ社のサイト(www.iomega.com)へアクセスすると、フィッシングサイトへリンクされるので注意を要する。
 
{{DEFAULTSORT:あいおめか}}