「大阪府立大学」の版間の差分

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小型宇宙機システム研究センター、通称SSSRC(Small Spacecraft System Reseach Center)は、小型人工衛星SOHLA-1(「まいど1号」)プロジェクトに大阪府立大学の学生・院生たちが参加し、設計・開発を行ったことをきっかけに大阪府立大学と包括協力協定を締結した[[宇宙航空研究開発機構]](JAXA)の支援の下、平成17年4月に工学研究科に設置された研究センターである。学生が主体となって活動していることが特徴で、学部1回生から大学院生まで研究センターに所属できる(学部1回生の間は前期に新入生教育としてプログラミングと回路の勉強会、夏休みは課題、後期には種子島で行われるロケットコンテストに向けてCanSatと呼ばれる空き缶サイズの模擬衛星を製作するなど、ものづくりの経験をした後、2回生から本格的にプロジェクトに参加することになる)。
 
また、平成23年12月には、研究センターが開発を進めている超小型衛星OPUSAT(オプサット)が宇宙航空研究開発機構のH-ⅡAロケット相乗り公募小型副衛星に[[香川大学]]のSTARS-Ⅱ、[[筑波大学]]のITF-1などと共に選ばれた。21世紀科学研究機構に属する宇宙科学技術研究センターをはじめとする研究機関や専門家・研究者の協力のもと、人工衛星の設計・開発・試験・運用すべてを小型宇宙機システム研究センターに所属する学生が行ったOPUSATは平成25262月28日に[[H-IIAロケット]]23号機によって打ち上げ予定であるられた。5ヶ月間の運用が行われた後、平成26年7月24日に大気圏へ突入し消滅した
 
その後、OPUSATバスシステムの設計を基にした人工衛星キットOPUSAT-KITの開発が企業とともに平成26年より開始された。平成28年12月には受注受付が開始されている。
さらに小型衛星だけでなく、航空宇宙工学分野宇宙環境利用工学研究室と共同で、液体窒素と熱湯を推進剤として使用する非燃焼型小型ロケットであるCEESロケットの設計・開発・試験も行っている。現在CEES-4まで開発が進められており、到達高度は250mを超える。次号機は能代宇宙イベントやコスモパーク加太において打ち上げ予定である。
 
さらに小型衛星だけでなく、航空宇宙工学分野宇宙環境利用工学研究室と共同で、液体窒素と熱湯を推進剤として使用する非燃焼型小型ロケットであるCEESロケットの設計・開発・試験も行っている。現在CEES-44Bまで開発が進められており、到達高度は250mを超える。次号機は能代宇宙イベントやコスモパーク加太において打ち上げ予定である。
 
=== 産学官連携プロジェクト ===