「ユーグレナ (企業)」の版間の差分

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ミドリムシが59種類の栄養素を持つことを生かし、食品としての販売(ユーグレナ・ファーム)や化粧品の販売(B.C.A.D.)を事業として展開しながら、ミドリムシ由来のバイオ燃料の研究開発等を行っている。
 
このうち、ミドリムシを原料とする[[バイオ燃料]]の研究は、[[横浜市]]、[[千代田化工建設]]、[[伊藤忠エネクス]]、[[いすゞ自動車]]、[[全日本空輸]]と共同で行っており、[[2020年]]に航空機の有償フライトとバスの公道走行を行うことを目標としている<ref>[http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20151202_733215.html ユーグレナ、2020年を目標に国産バイオジェット・バイオディーゼル燃料の実用化計画始動 「有償フライト」「公道走行」が目標。ミドリムシ原料のバイオジェット燃料は世界初] トラベル Watch、2015年12月2日</ref><ref>[http://mainichi.jp/premier/business/articles/20151216/biz/00m/010/013000c 「ジェット機飛ばすぞ」ミドリムシ燃料の壮大な可能性] 毎日新聞「経済プレミア」、2015年12月17日</ref>。もっとも、このバイオジェット燃料事業について、当社では2020年までの事業化を予定しているが、このバイオジェット燃料事業に必要な実証プラント建設計画は年単位で遅延が発生しているうえに、仮に当該実証プラントが完成しても、1週間に当該プラントで生成できる量は東京~大阪間の1往復分の燃料しか⽣産できないことから、中期経営計画で達成するものとしている5年後のバイオジェット燃料事業の黒字化は困難であると見る者もいる<ref name = Well-Investments-Reseach_Euglena_20170119>[http://www.wellinvestmentsresearch.com/wp-content/uploads/2017/01/euglena-1-JPN.pdf 株式会社ユーグレナ (2931):ガス欠寸前の単細胞] ([[ウェル・インベストメンツ・リサーチ]] 2017年1月19日公表) 2017年1月20日確認</ref>。また、この燃料精製に関して、当社は特許を出願していないのに対し、米国企業の中には特許を有するのみならず、既に商用化にこぎつけている事業者もあるため、当社の本事業における経営環境は厳しいものである<ref name = Well-Investments-Reseach_Euglena_20170119/>。
 
== 沿革 ==