「防衛研究所」の版間の差分

[[安全保障]]に関する諸問題について政策的研究・分析を行う[[防衛省]]の[[シンクタンク]]的な組織であるとともに、[[自衛隊]]における高級幹部等育成のための戦略大学レベルの教育機関としての機能を果たしている。平成23年度予算は約16億円。人員は研究員85名、管理員47名の132名（2011年）。

防衛省の政策研究の中核として、主に安全保障及び戦史に関し政策指向の調査研究を行うとともに戦史史料の管理・公開等を行っており、戦史に係わる機関としての役割も担っている。安全保障問題に関する研究・教育を推進し、防衛研究所の安全保障及び戦史に係る研究・教育機能の活用を図り、防衛研究所は調査研究及び教育訓練に積極的に取り組み、国際交流と情報発信をするのが役目である。学生は[[自衛官]]のほか、関係諸国からも受け入れを行っている<ref group="注釈">2011年度(平成23年度)現在、[[タイ王国|タイ]]・[[インドネシア]]・[[インド]]・[[フランス]]・[[大韓民国|韓国]]・[[中華人民共和国|中国]]各1名、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]3名の全9名</ref>。

2013年12（平成25年）12月17日に[[閣議決定]]・公開された[[中期防衛力整備計画 (2014)]]に基づき、2016年7（平成28年）7月に[[防衛省目黒地区]]から移転した。