「ジャンク品」の版間の差分

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また、これらを主に扱っている店を俗に「ジャンク屋」、あるいは「ジャンク店」、「ジャンクショップ」などと呼ぶ。特に自動車・オートバイの分野では、[[解体屋]]や[[スクラップ]]工場が実質的な販売窓口になることが多いため、「スクラップ屋」「ポンコツ屋」「もぎ取り屋」と呼ぶ場合もある。
 
ジャンク品自体、「動作未確認」、「一部動作に問題がある」、「完全に故障品」と様々な形式があるが、'''完全に故障していると認識しているにも関わらず、その事実を隠した上でジャンク品扱い、動作未確認という記載で販売する行為は[[景品表示法]]における不当表示に該当する恐れがある。'''<ref>[http://www.caa.go.jp/representation/pdf/110914premiums_1.pdf 不当景品類及び不当表示防止法ガイドブックー消費者庁]</ref>
 
== 概要 ==
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ジャンク品を積極的・意欲的に探求する行為を「'''ジャンク漁り'''(じゃんくあさり)」と呼ぶことがある。また、'''ジャンク漁り'''と似たような意味で、「'''ジャンク屋巡り'''(じゃんくやめぐり)」という語句も使われている。この2者を明確に分ける定義は存在しないが、前者はジャンク品として販売されている物を求めるにとどまらず、廃棄物からの部品回収など、使える手段を最大限にとって行動することを含むのに対し、後者はあくまで販売されているジャンク品を求めて様々な場所に赴く行為を指す。
 
主にPCパーツのジャンク品を漁る者のみを指して使う言葉として、「'''エナー'''」という呼称もある<ref name="ena">[{{Cite web |date=2007-05-11|url=http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0705/11/news048.html |title=今すぐ使えるアキバワード エナー【えなー】] 古田雄介&ITmedia Vol.32|publisher=キバ取材班イティメディア株式会社|accessdate=2017-01-28}}</ref>。なお、パソコン分野でのジャンク品についての詳細は[[ジャンク品 (パーソナルコンピュータ)]]を参照されたい。
 
また、ジャンク品自体、「動作未確認」、「一部動作に問題がある」、「完全に故障品」と様々な形式があるが、'''完全に故障していると認識しているにも関わらず、その事実を隠した上でジャンク品扱い、動作未確認という記載で販売する行為は[[景品表示法]]における不当表示に該当する恐れがある。'''<ref name="pdf1">[{{Cite web |date= |url=http://www.caa.go.jp/representation/pdf/110914premiums_1.pdf |title=不当景品類及び不当表示防止法ガイドブック|format=PDF|publisher=消費者庁]|accessdate=2017-01-28}}</ref>
 
== ジャンク品の使い道 ==
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: ジャンク品を集めて工芸品・芸術作品を作る([[ジャンク・アート]])。
: [[プラモデル]]など模型の部品をストックしておき、改造あるいは[[スクラッチビルド]]を行う際の材料として用いる。
: 壊れた家電製品やゲーム機の外装/フレームを改造し、個性的な[[自作パソコン]]を制作する<ref>[http://www.nicovideo.jp/watch/sm13407292 壊れた石油ファンヒーターを改造しパソコンに仕上げた例]</ref>
; 修理して使う、もしくは性能の悪さを受認してそのまま使う。
: 修理することで再利用できる品がジャンク品として出回っていることがある。特に音響機器や楽器に関しては古くても価値の高いものが存在し、新しい製品で得られない使用感のためにジャンク品の機器を購入し、多額の修理費を投じたり自分で一つ一つ修理して実用品のレベルに戻すという使い方がある。
: 登録に必要な書類を紛失した自動車を「[[ミサイル]](廃車覚悟の練習用[[ドリ車|ドリフト車]])」など競技専用車、構内専用作業車などクローズドコース専用車として使用する。
; 実用品としてそのまま使う
: 単なる中古品や新品が、何らかの事情によりジャンク品として格安で販売されている場合があり、そのまま実用品として使うことが出来る。一般のジャンク品と外見上は区別ができない。購入後に動作確認してはじめて区別が出来る。
; 観賞用・学習用・研究用
: 楽器・カメラ・軍用品・鉄道車両のジャンク品はインテリアとして室内や店舗などに飾ることができる。
: 自動車やコンピュータのジャンク品は[[リバースエンジニアリング|解剖して内部の構造を知ることができる([[リバースエンジニアリング]]
: 既に生産されていない電子部品を解析して互換品または相当品を作ることができる。
: ソフトウェアエミュレーターなどを作成するにあたって公開されていない仕様を調べることができる。