「オゾン」の版間の差分

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[[日本]]および[[アメリカ合衆国]]<ref>[http://www.fda.gov/OHRMS/Dockets/98fr/062601a.htm] ([[アメリカ食品医薬品局|FDA]])</ref>では、[[食品添加物]]として認可されている<!--他の国は?-->。
 
[[水道水]]の[[殺菌]]に[[塩素]]の代わりにオゾンが用いられる国も多い。オゾンは[[有機塩素化合物]]を生成しないため、処理後の水にも残留せず、塩素と比較して味や匂いの変化が少ない。従って、いくつかのシステムでは配管での細菌増殖を防ぐために少量のオゾンを添加することがある。日本では近年、[[東京都水道局]]、[[大阪市水道局]]、[[阪神水道企業団]]、[[大阪広域水道企業団]]等で水道水の高度浄化システムにおいて、殺菌の一環として用いられており、追随する[[自治体]]等も増えてきている。
 
気体としてのオゾンは、その毒性により高度な濃度管理が求められるため、オゾンガスをミキシング又はバブリングと呼ばれる手法で水に溶け込ませたり、電気分解により水に含まれる酸素を利用して作る「オゾン水」として活用される例が増えている。オゾンの不安定な性質により数十分で酸素と水に戻るので残留性のない殺菌水として使えるほか、塩素系殺菌剤やエタノール系殺菌剤が使えない場合にも使用される。