「洛星中学校・高等学校」の版間の差分

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== 制服 ==
京都市の公立高校は、かつてそのほとんどが制服を定めず、私服で自由な校風が特徴的であった<ref>2015年現在の京都市に位置する公立高校では、全日制は全校が制服を導入している。</ref>、洛星中学校・高等学校ではカトリックの教育理念に基づき、創立以来制服が定められ、その着用が厳しく指導された。型は、創立以来基本的には不変で、校章が刻まれた5個の金ボタンで前を留める紺色の[[詰襟]][[学生服]]である。ただし標準型とは異なって、上着の襟・打ち合わせ・脇ポケットの蓋などにオールステッチが入り、胸ポケットと袖ボタンが無い。ズボンは上着と[[共布]]でツータック、尻ポケットは雨蓋つきとされている。詰襟は、内側にプラスチック製の白い[[カラー]]、左襟に[[校章]]、右襟に金文字の[[学年章]]を装着する(中学が1,2,3、高校はI,II,III)。かつては完全オーダーメイドで、詰襟が標準より若干高く、きつめに仕立てられていて、その襟元を常時留めることが求められた。現在は既製品となり、襟が低くなり首回りも緩くなった他、服装基準が緩和され、[[セーター]]と[[ベスト]]も定められて、夏服期間の涼しい時に着用可能となった。
 
5月初旬から11月中旬は夏服期間であり、学校指定の赤みがかったグレーベージュ・両胸に蓋つきポケットの[[カッターシャツ]](長袖と半袖を設定)、冬と同型・同色で生地が薄い夏服用ズボンを着用する。1982年頃まではカッターシャツの胸ポケットの蓋に冬服の襟章を装着したが、現在は校章が刺繍されている。なお、夏期は学年章を装着しない。
 
紺色の生地に校章を付けた独特の型の制帽もあったが、現在は着用が自由化されている。
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== クリスマス・タブロー ==
[[アルファベット]]表記は Christmas Tableaux。[[イエス・キリスト]]の御降いする行事であり、タブローは[[活人画]]を意味し、12世紀ごろフランスで始まった。
 
キャストの台詞はなく、聖書朗読により物語が展開される。預言に始まり、受胎告知、天使の羊飼いに対するお告げ、[[ヘロデ|ヘロデ王]]、[[天使]]の導き、そして馬小屋での謁見、[[メシア]]・救い主の誕生までの8幕、約2時間を、聖歌隊や[[ハンドベル]][[演奏]]、[[フルート]]や[[バイオリン]]による独奏を交ぜながら描く。
 
1966年に[[同志社女子中学校・高等学校]]の[[ページェント]]を基にして始まり、2015年に第50回目を迎えた。一般にも公開されており、ここ数年は[[天皇誕生日]]の[[12月23日]](祝)午後4時より行われている。前日のリハーサル(22日午後2時より)も公開される。例年の来場者数はリハーサルと本番併せて約18001,800人〜20002,000人程度。
 
中学1年生全員と約300名の中学2年生から高校生の有志の生徒によって実施されている。中学1年生はキャストもしくは聖歌隊として出演する。他の学年はキャストもしくはスタッフとして参加する。スタッフは[[演出]][[舞台監督]]、総務などの12のパートに分かれて準備をしている。
 
2008年には準備からリハーサルまでをまとめた特別番組が[[KBS京都]]で本番翌日24日の午後7時より放送された。また2009年12月24日、2010年12月24日にも同内容・同時間で放送された。
 
== 入試制度 ==