「ノンプレイヤーキャラクター」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2012年1月}}
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'''ノンプレイヤーキャラクター'''({{lang-en-short|non player character}}、NPC)は、元来[[テーブルトークRPG]]用語の1つに由来する語あり、[[プレイヤー]]が操作に属しない(通常は<ref>あまり例は無いが、GMの意志とは無関係に、ルールにのみ従っているNPCというものもありえなくはない。</ref>、[[ゲームマスター]]の意思により操作される)[[キャラクター]]のことを指す。'''NPC'''と略されであプレイヤーに操作され属すキャラクターは[[プレイヤーキャラクター]](PC)と呼ばれに対す)。現在対義語もある。[[コンピュータゲーム]]等に対しても使われる用語であることも多い
 
== PCとNPC ==
NPCはゲームマスターの構築した世界を成り立たせる要素の一つであり、プレイヤーキャラクターに対し「ゲームの進行」「イベント発生」「バランス調整」を行い、プレイヤーをゲームマスターの作ったストーリーにうまく誘導する、などといっめの存在であ役割に使われる。
 
言葉の定義からすれば一般に、プレイヤーが操作しないキャラクターは全てNPCである。多くのTRPGでは、主人公の家族・店の主人・普通の村人・王や姫・モンスターなどの[[敵キャラクター]]など、ありとあらゆる「キャラクター性」のあるもの<ref>「キャラクター性」のある、という概念をどう定義するかは難しいが、おおざっぱに考えて、通常のPCのキャラクターシートと同様のものが存在する(ないし、存在するかのごとく扱われる)ものが、「キャラクター性」のあるもの、と言えるだろう。</ref>がNPCの範疇に含まれる。ただし「敵キャラクター」をPCとは異なるルールで運用するようなゲームについては、「敵キャラクター」と「NPC」を区別しているものもある。またゲーム外の事象であるが、複数回のセッションで行われるシナリオ(いわゆる「キャンペーン」)などで、欠席しているプレイヤーのキャラクターが、パーティのバランス上などの理由で存在している必要があり、プレイヤーの交代要員もいない、といった場合に臨時でNPCになる、といったこともある。
 
[[コンピュータRPG]]でも言葉の定義からすれば、コントローラーなどでの直接操作ができない動的オブジェクトは全てNPCと言え、この意味では扉や宝箱などもNPCである(HPやMPを持ち、動き、話すなど、それは「キャラクター」的な振舞をする扉や宝箱であれば)。しかし、ゲームタイトルによっては、特定のキャラクターに限ってNPCの用語を使うこともある。たとえば、『[[ファイアーエムブレム]]』シリーズや『[[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]』では、「プレイヤーの操作できない(コンピュータ担当となる)、一時的に加わる味方」、『[[Sa・Ga2 秘宝伝説]]』では「プレイヤーの意志にかかわりなく、一時的に加わる味方(操作はプレイヤーが行う)」を特に指して用いる。前者は本来の意味により近い用法である。
 
[[オンラインゲーム]]では、敵モンスターをNPCに含めるものと含めないものが存在する。