「ボド (助祭)」の版間の差分

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== アルバロとの往復書簡 ==
840年、ボドはイスラム勢力下の[[コルドバ (スペイン)|コルドバ]]の騎士[[パブロ・アルバロ]]([[:en:Pablo Álvaro|Pablo Álvaro]])との文通を開始した<ref name ="JE"/>。アルバロはユダヤ人として生まれたが<ref name ="JE"/>、[[キリスト教]]に改宗していた。ボドとアルバロは共に「改宗者」であり、お互いに相手を元の宗教に改宗させるため、相手を論駁しようと対話を開始した<ref name ="JE"/>。二人の書簡がいくつか残されている。
 
下の手紙は議論の的ではあるが、ボドのものとされている:
<blockquote>キリストが神であり、[[聖霊]]と一心同体であり、そしてキリストが人間の父を持たないが故に、キリストを崇拝するというあなたの主張に関する限り、あなたはキリスト同様に人類の父祖である[[アダム]]も崇拝するべきです。なぜならアダムは父母を持たず、その肉、血、骨および皮膚は土からつくられたからです。聖霊によってアダムに息吹が吹き込まれ、知性を持った人となったのです。そして、イヴも父母を持たず、アダムのあばら骨からつくられ、息吹を吹き込まれ知性ある人となったのです。そう、ですから、彼らも崇拝されなくてはいけないのです!<ref>
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