「テッド神父」の版間の差分

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* '''テッド・クリリー神父(Father Ted Crilly)'''<br />主人公。3人の司祭たちの中では一番行動が常識人に近い。だが、貧しい子供たちのために[[ルルド]]に送金するはずだった教会の寄付金を横領しているらしく、そのお金の件でツッコミを入れられると「自分の口座に預けているだけ(just resting in my account)」と異常なくらい猛烈に抗弁する。やる事なす事が小ずるく世間ずれしているが、うまく切り抜けたと思っていても大抵ドツボにはまっている事が多い。またどこか金銭に執着しているところがあり、まず何かしら金銭収入が見込まれる申し出には必ず二つ返事で即答する。身体的な特徴としておしりが毛むくじゃららしく、テッドをよく知る者からは事あるごとに「毛もじゃケツ(fluffy arse)」とネタにされている。彼の願望はクラギー島から離れてもっとリッチな(できれば[[ラスベガス]]の)教区に移る事、ないしテレビに映って有名になる事だが、その2つとも自分の思うような形には至っていない。演じている[[俳優]]はダーモット・モーガン([[:en:Dermot Morgan|Dermot Morgan]])。<br /><small>テッド役を演じたダーモット・モーガンは全ての収録が終わった直後に自ら主催するディナーパーティーの最中に急逝。45歳没。</small>
* '''ドゥーガル・マグワイアー神父(Father Dougal McGuire)'''<br />少年のように純真、というより少年以下の理解力しかない頭の回転が恐ろしくスローな若い神父。[[神父]]という職務にも関わらずキリスト教全般の基本的な[[教義]]を信じてそう(あるいは理解してそう)にもなく、さらには[[神父]]という職業がどのようなものかすら自覚さえもしていない。その彼がなぜ司祭になりえたのかは謎。頭の中の出来事と現実に起こっている出来事を分けて考える事が不得手で、ベッドの脇に「この世に存在していないものリスト(List of things that don't exist)」を用意しており、時々チェックを加えている。外見は世間を知らない子供がそのまま大人になったようなもので、彼の非常に低い状況認識能力がよくテッドを引っ掻き回す。好きなものは[[サッカー]]と[[ローラーブレード]]。演じるのはアーダル・オハンロン([[:en:Ardal O'Hanlon|Ardal O'Hanlon]])。<br /><small>後日談だが、[[教皇]][[ヨハネ・パウロ2世]]が死去した時、どの[[枢機卿]]が次期[[教皇]]の座につくかという賭けが[[アイルランド]]の[[ブックメーカー]]から出されたが、その中にドゥーガル・マグワイアーの名前が載っていたらしい。もちろんジョークとして名前が挙がったのだが、[[配当]]は他の並みいる枢機卿の大半よりよかったという。</small>
* '''ジャック・ハケット神父(Father Jack Hackett)'''<br />強烈な個性を持つ飲んだくれの老司祭。見た目には[[アルコール依存症|アル中]]の、身なりが極めて不潔な老人だが、近付くと非常に危険。とくに手にしている酒を横取りされそうになると殴る。日常会話は「クソ([[:en:feck|feck]])」「ケツ(arse)」「酒(drink)」「オンナ(girls)」の4つの単語がそのほとんどを占める。一日のほとんどを居間の椅子でうたたねしているか、そうでなければ酒を飲んで過ごしているが、たまに酒と勘違いして[[ブレーキフルード |変わったもの]]や[[エンジンオイル |ヘンなもの]]を飲んで生死の境をさまよっている。若かりし頃は熱烈な神学校の教師で、影響された教え子の一人が後に[[大量虐殺|無差別殺人]]を敢行するほどの影響を与えたらしい。また司祭という職務の範囲に留まらず「[[濡れTシャツコンテスト|ウェットTシャツコンテスト]]」の審判員を勤めた事もある。彼の部屋、居間のいつも座る椅子の周辺、および彼自身は非常に汚れていてかつ異様な臭いを発している。演じている[[俳優]]はフランク・ケリー([[:en:Frank Kelly|Frank Kelly]])。<br /><small>もちろんジャック神父役のケリーは素顔ではなく、[[特殊メイク|メイク]]が施してある。本当の顔はジャックと正反対なダンディなおじさんで、最終話でその素顔と抜群な歌唱力も披露している。ジャックの容貌に関してケリーは「僕がジャックのメイクをしていたら、誰も僕に話し掛けようとはしないだろう」と言っている。[[2016年]][[2月]]に逝去。</small>
* '''ドイル夫人(Mrs Doyle)'''<br />テッドの教区館で雑用をこなす家政婦。[[紅茶]]を入れるのを生き甲斐としており、文字通り24時間その心血を注いでいる。明るく親切な女性だが、紅茶を入れる事に対する情熱はいささか常識を逸脱したもので、たとえ断る人がいたとしても相手の根気が折れるまでひたすら紅茶を勧める。また[[サンドイッチ]]や[[ケーキ]]、はたまた[[:en:Ferrero Rocher|フェレロ ロシェ(チョコレート)]]が出てくる時にはその量はいつも半端ではない。一応結婚しているらしいが、夫が番組に登場した事もなく、謎。また夫の話が口に出た事も、一回だけ軽く口をすべらせた以外、全くない。彼女の[[ファーストネーム]]ですら番組内では知らされていない。演じている[[俳優|女優]]はポーリーン・マックリン([[:en:Pauline McLynn|Pauline McLynn]])。<br /><small>50歳を越えているであろうドイル夫人を演じたマックリンは当時30代。2001年にはイギリス政府の税務局の広報で再びドイル夫人のキャラクターを演じた。</small>