「小児科学」の版間の差分

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JapaneseA (会話 | 投稿記録)
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|20〜30kg||300ml/hr 
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外来では2時間投与して利尿が得られなければ、入院を検討する。近年はORSにて治療を行うことも多い。ソリタT3顆粒などは電解質のバランスは非常に良いが味が悪く扱いにくい。アクアライトやアクアバランスはORSの中では比較的味が良いとされている。ボカリスエット小児用も治療に用いることができる。大人用のポカリスエットならば水で薄めて用いる。但しポカリスエットで治療する場合は電解質の補充は少量になることに留意する。食事は食物繊維が多いものは避ける方がよいとされている。具体的にはうどん、トースト、じゃがいも、里芋、豆腐、煮込んだ野菜(特ににんじん、かぼちゃが栄養、消化の面でバランスがよい)、少量ずつならばリンゴ、バナナ、白桃などが好ましいとされている。嘔気がある場合は嘔気が治まった時点で少量(目安として50ml)ずつ頻回に水分を与える。感染症が原因と考えられる下痢の場合は原則として、下痢止めは用いない、特に下痢止めは6ヵ月未満では禁忌、2歳未満でも原則禁忌である。ロペミンを用いる場合は0.04〜0.08/kg/day 分3で日数は少なめで行う。[[ビオフェルミン]]や[[ラックビー]]といった整腸剤を用いることが多い。食中毒のエピソードなど細菌性の下痢が強く疑われる場合は抗菌薬の使用を検討する。[[証 (東洋医学)|証]]があえば漢方薬の使用も効果的である。[[五苓散]](ごれいさん)などがよく用いられる。
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!nowrap|年齢!!nowrap|五苓散使用量