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[[1973年]]結成当時のメンバーには横にUを、[[アルバム]]『エスケイプ』発表当時のメンバーにはEをつけた。また、数字は在籍した期間を表す。
 
=== 2017年時点での現メンバー===
=== 現在のラインナップ([[2015年]][[6月]]~) ===
* '''[[ニール・ショーン]]''' (''Neal Joseph Schon'') :(U、E)(1973 - )[[ギター|G(ギター)]]、[[コーラス (ポピュラー音楽)|バッキングボーカル]]、([[リード・ボーカル]])
*: [[1954年]][[2月27日]][[オクラホマシティ]]近郊の[[ティンカー空軍基地]]生まれ。バンド創設以来の中心的メンバー。[[ジミ・ヘンドリックス]]や[[クリーム (バンド)|クリーム]]の楽曲との出会いから、5歳で楽器を弾き始める。彼自身の談によると、最も影響を受けたアーティストはやはり少年時代に知った'''[[ジミ・ヘンドリックス]]'''、'''[[エリック・クラプトン]]'''、そして'''[[ジェフ・ベック]]'''である。10代で[[サンタナ (バンド)|サンタナ]]のメンバーに抜擢、バンドが分裂するまでの1年間ギターをプレーした。ソロやセッションでの活動は多岐に渡り、[[ヴァン・ヘイレン]]加入以前の[[サミー・ヘイガー]]らと"H.S.A.S.(ヘイガー、ショーン、アローソン、シュリーブ)"というプロジェクトを組む(1984年)、[[バッド・イングリッシュ]](Bad English; [[1987年]])、ハードライン(Hardline; [[1992年]])の結成、ジェフ・スコット・ソート(Vo.)、[[マルコ・メンドーサ]](B)、ディーン・カストロノヴォ(Ds.)(のち[[ヴァージル・ドナティ]])とのソウル・サーカス('''S'''OUL'''S'''IRK'''US'''; [[2005年]])の結成、著名アーティストが多数参加した[[レス・ポール]]のアルバム『[[レス・ポール・トリビュート]]』([[2005年]])への参加など、全年代を通じて音楽活動に余念がない(ほかにもショーン&ハマー、アブラクシス・プール、プラネット・USに参加、あるいは指揮)。ソロでも『Late Night』『Beyond The Thunder』などを発表。様々なジャンルの人気曲をギターによるインストゥルメンタル曲としてカヴァーしたアルバム『[[情熱の音色〜ヴォイス]]』([[2001年]])はグラミー賞にノミネートされた。また、元[[ナイト・レンジャー]]の[[ジャック・ブレイズ]]のソロ・アルバムに元[[スティクス]]の[[トミー・ショウ]]らと参加している。この2人とは近年公私を越えて仲が良く(ショウとブレイズの2人は90年代にも[[ダム・ヤンキース]]や[[ショウ・ブレイズ]]として活躍)、[[2005年]]のジャーニーのアルバム『ジェネレーションズ』では逆にブレイズが曲作りに参加してアルバム中最も80年代ロック的なハイテンションの楽曲となった。
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*: [[フィリピン]]、[[マニラ]]出身。フィリピンでプロミュージシャンとして活動。15歳からバンド活動をはじめ、1999年にソロアルバム「Arnel Pineda」、2007年にはロックバンド『The Zoo』名義で『Zoology』をリリースしている。[[YouTube]]に投稿されたThe Zooによるジャーニーのカヴァーをニール・ショーンが偶然視聴したことがきっかけとなり加入に至る。1988年に「WORLD BAND EXPLOSION世界大会」出場のため来日している。
 
*'''[[スティーヴ・スミス (ドラマー)|スティーヴ・スミス]]''' (Steve Smith):(E)(1979–84, 1996–99, 2015-)[[ドラムセット|Ds(ドラムス)]]、パーカッション、1979–84, 1996–99
*:「鉄壁の職人ドラマー」(当時「Steve Machine-gun Smith」とライブではよく紹介されていた)と呼ばれ、『エヴォリューション』以降のバンドの絶頂期に活躍。再結成時『トライアル・バイ・ファイアー』のジャケット裏面写真でメンバー中唯一スキンヘッドにしていたことでも話題を浴びた(黄金期のジャーニーで活動していた頃はロング・ヘアであった)。他のバンドでの活動履歴も多い。ジャーニー脱退前から活動を始めていたヴァイタル・インフォメーションの活動、[[ジェフ・バーリン]]のバンド、[[マイク・スターン]]のバンドなどにも参加。他に多くのジャズ・セッションにもクレジットされている。[[マライア・キャリー]]や[[ジョシュ・グローバン]]など、ポップス・シンガーの曲にもセッション・ミュージシャンとして数多く参加している。[[2015年]][[11月26日]]に、バンド及びニール・ショーン、そしてスミス本人の[[Facebook]]及び[[twitter]]で、2016年からジャーニーのツアーに参加する事が公式に発表された。これがディーン・カストロノヴォの解雇を受けての正式な復帰か、一時的なツアーへの参加に留まるかは発表時点では明らかになっていない。
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*'''[[ジェフ・スコット・ソート]]''' (Jeff Scot Soto): リードボーカル、2006–07
*:ジャーニーの2006年の[[デフ・レパード]]との合同ツアー途中に、喉の感染症を治療するため一時バンドを離れたスティーヴ・オージェリーの代理として参加。同年12月より正式にバンド加入。[[イングヴェイ・マルムスティーン|イングウェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース]]や[[タリスマン (バンド)|タリスマン]]で活躍。ニール・ショーンともソウル・サーカスで共演歴があり、長年のジャーニー・ファンであると公言しているほか、ソロアルバムでジャーニーのヒット曲「Send Her My Love」をカヴァーしたこともある。<!--
*: [http://www.jeffscotsoto.com ジェフ・スコット・ソート公式ウェブサイト]{{en_icon}} -->しかし、他のメンバーとの確執が生じたため原因で、レコーディングに参加することいまま事実上の解雇されているとなった
 
* '''ディーン・カストロノヴォ''' (''Deen Castronovo'') :[[ドラムセット|Ds(ドラムス)]]、バッキング・ボーカル 2000-15
*: [[1965年]][[8月17日]]生まれ。正規メンバーとしては4代目のドラマー。元々[[スラッシュメタル]]バンドからプロのキャリアをスタートさせていることもあり攻撃的な演奏が特徴。5歳の頃からドラムの探求を始め、13歳でジャーニーの『[[インフィニティ (ジャーニーのアルバム)|インフィニティ]]』の曲をすべてコピーした。ディーンは最も影響を受けたアーティストとしてスティーブ・スミス、ニール・パート、およびテリー・ボジオの名を挙げる。「ハイ・パフォーマンス・ドラム」というドラムの教則ビデオもリリースしている。ニール・ショーンとジョナサン・ケインらが[[1987年]]に結成した"バッド・イングリッシュ"と、その後ショーンが結成した"ハードライン"の両バンドに参加しており、バンドの主要メンバーとは加入前から既知の間柄であった。また、彼のボーカリストとしての才能はドラムの技能と同様に印象的で(声質もスティーヴ・ペリーと非常に似ている)、過去のヒット曲の一部を自らリード・ボーカルとしてドラムを叩きながらライヴで披露している他、アルバム『ジェネレーションズ』では2曲でメインのヴォーカルを担当していた(3曲目の「ベター・ライフ」とラスト・トラックの「ネヴァー・トゥー・レイト」)。ジャーニー以外のバンドでは、[[オジー・オズボーン]]や[[ポール・ロジャース]]とも組んだことがある(ポール・ロジャースとの演奏においてはニール・ショーンも参加し、来日公演を行ったこともある)。ちなみに、バッド・イングリッシュやオジー・オズボーン在籍当時は名前のカナ表記が「ディーン・カストロノヴ'''ァ'''」となっていた。
*: 2015年6月に[[ドメスティックバイオレンス]]の容疑で逮捕されによりその後保護観察処分の判決を受ける。た、開催中のツアー中であっ参加が不可能とされため、バンド代わりのメンバーとして急遽[[オマー・ハキム]]をディーンの代役に迎えてツアーをこなすこととなっ敢行した。バンド側はカストロノヴォの処遇についてに言及し表されていないが、結果としてものの[[2015年]][[8月]]にジャーニー付で事実上マネージメントから解雇通告を受け状態となっている。
 
=== サポート・メンバー ===
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=== メンバーの変遷 ===
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{| class="wikitable" style=font-size:small
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|-
! 年
! メインボーカル
! ギター
! ベース
! キーボード
! ドラムス
|-
! 1973(デビュー前)
|rowspan="3"| グレッグ・ローリー
|rowspan="2"| ニール・ショーン<br/>ジョージ・ティックナー
|rowspan="7"| ロス・ヴァロリー
|rowspan="6"| グレッグ・ローリー
|プレイリー・プリンス
|-
! 1973 - 1975
|rowspan="4"| エインズレー・ダンバー
|-
! 1975 - 1977
|rowspan="6"| ニール・ショーン
|-
! 1977
|ロバート・フライシュマン
|-
! 1977 - 1979
|rowspan="4"| スティーヴ・ペリー
|-
! 1979 - 1981
|rowspan="2"| スティーヴ・スミス
|-
! 1981 - 1984
|rowspan="2"| ジョナサン・ケイン
|-
! 1984 - 1986
|
|
|-
! 1986 - 1996
| style="text-align:center;" colspan="5"| ''活動停止''
|-
! 1996 - 1998
|スティーヴ・ペリー
|rowspan="5"| ニール・ショーン
|rowspan="5"| ロス・ヴァロリー
|rowspan="5"| ジョナサン・ケイン
|スティーヴ・スミス
|-
! 1998 - 2006
|スティーヴ・オージェリー
|rowspan="3"| ディーン・カストロノヴォ
|-
! 2006 - 2007
|ジェフ・スコット・ソート
|-
! 2007 - 2015年6月
|rowspan="2"| アーネル・ピネダ
|-
! 2015年6月 -
|
|-
|}
 
== タイムライン ==
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286 ⟶ 220行目:
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299 ⟶ 232行目:
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327 ⟶ 263行目:
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== 来日公演 ==