「お葬式」の版間の差分

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頭蓋骨抉る (会話 | 投稿記録)
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伊丹が妻・[[宮本信子]]の父親の[[葬式]]で[[喪主]]となった実体験をもとに、わずか1週間でシナリオを書き上げ、自身の初監督作品として撮影した<ref>[[和田誠]](『ぼくが映画ファンだった頃』[[七つ森書館]] 2015年)「[[市川崑]]監督が僕に直接語ってくれたこと」pp.237-251によれば、市川に脚本を持ってきて、「僕にやらんかと言うんです。でもこれはあんたがやりたくて書いたんだろう、自分でやったらええやないか、ということで彼がやって大成功した。僕がやったら大失敗ですよ」という。</ref>。
 
リアリズムを追求する伊丹作品と個性派女優である宮本とのぴったりなマッチングに寄ってできた作品である<ref name="prf">別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.67.</ref>。
 
撮影は[[神奈川県]][[湯河原町]]にある伊丹の[[別荘]](元自宅)で行われた。製作費は1億円。以前、伊丹自身が[[コマーシャルメッセージ|CM]]出演した[[愛媛県]]の菓子会社・[[一六本舗]]が出資している。