「丸山城 (石見国)」の版間の差分

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=== 構造 ===
[[ファイル:Maruyamacastle01.JPG|サムネイル|石見丸山城主郭よりの展望]]
標高428mの円山頂上部を主郭とする連郭式の中世[[山城]]で、石見国では非常に珍しい総[[石垣]]の[[城郭]]であった。最高所には[[本丸]]、その下に[[曲輪|西の丸]]が控えており、掘立柱建物跡の痕跡や[[かまど]]跡があることからからこの本丸と西の丸が城主らの平素の居住空間であったと推定されている。
 
防衛施設としては虎口やそれに付随する門跡や堀切があり、郭も10程度は認められるが、全体的に石垣の高さは低い。櫓や天守閣等の防衛施設も存在せず、安土桃山期の城郭としては縄張りも単調である。これは山上にありながらも居館としての役割を重視されていたためと推測される。