「銀河烈風バクシンガー」の版間の差分

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== 登場人物 ==
=== 銀河烈風隊 ===
; 真幌羽士郎(まほろば しろう) / ビリー・ザ・ショット
: [[声優|声]] - [[塩沢兼人]]
: 本名:真幌羽士郎(まほろば しろう)。銀河烈風隊一番隊隊長。銀河烈風隊屈指の剣士でバクシンガーのメインパイロットでもある。イノケンチ・フランチェスコという洗礼名を持つ[[キリスト教徒|クリスチャン]]で、終盤では戦いの中で数多くの命を奪った事を深く懺悔していた。戦いを離れれば子供好きの好青年。
: 前作『ブライガー』におけるブラスター・キッドに相当するキャラクターで、モデルは[[沖田総司]]。劇中では沖田同様彼も病気に苦しめられる。彼が侵されたのは失明の病で、外宇宙の医療を受ければ回復する可能性もあったが、戦いの場を離れることを拒み、ついに失明してしまう。その後も心眼とハイパーセンサーを駆使し、以前と劣らぬ技量を見せた。常に丁寧語で話す優しい男。ミレイ(声:[[野崎貴美子]])という姉がいる。サンダビーダ要塞における最終決戦での激しい戦いの末、その生涯を終える。リリイ(声:[[高木早苗]])という女性と互いに淡い恋心を抱きあっていたが、その想いが結ばれることはなかった。
: ディーゴとは逆に本編中本名で呼ばれることはほとんどなかった。お互いに本名で呼び合うのはディーゴ、シュテッケン、士郎の3人の間だけである。
: ヌビア教の当代・カーメン18世とは、生き写しのように似ている。が、それについて、本編その他での補足説明事項はない。
; シュテッケン・ラドクリフ / 諸刃のシュテッケン
: 声 - [[曽我部和恭|曽我部和行]]
: 本名:シュテッケン・ラドクリフ。前作『ブライガー』におけるかみそり・アイザックに相当するキャラクター。銀河烈風隊副長。銀河烈風隊の鉄の規律を定め、これに違反したものは厳しく罰する冷徹な性格の持ち主だが、半面短気で喧嘩っ早い。味方にも敵にも容赦ない態度から「[[諸刃の剣|諸刃]]」とあだ名される。
: またコンピューターの扱いなどもこなす知性派でもあり、小難しい事を考えるのが苦手なディーゴからしばしば面倒を押しつけられる。行儀が悪いのがたまにキズ。モデルは[[土方歳三]]。
: ビリーと同じく、サンダビーダ要塞における最終決戦での激しい戦いの末、その生涯を終える。バクーフの恒星間宇宙船を建造したマルレーン造船の社長令嬢である、ソニア・マルレーン(声:[[高島雅羅]])から恋心を寄せられていたが、最後まで『烈』の志に殉じ、その想いに答える事はなかった。
: 劇中ナレーション、および[[次回予告]]はシュテッケンによるモノローグ。
; ディーゴ・近藤 / ドン・コンドール
: 声 - [[徳丸完]]
: 本名:ディーゴ・近藤。銀河烈風隊局長。もとは[[小惑星帯|アステロイドベルト]]の辺境地ターマ隕石海(モデルは[[多摩郡|多摩]])を根拠地としていた暴走族「烈」のリーダーだったが、J9に憧れ(劇中世界の歴史上におけるJ9の伝説は「[[故事]]」と呼ばれている)、J9にあやかる形で盟友のシュテッケン、ビリーらと共に銀河烈風隊を結成する。やがて銀河烈風隊は300名を越える大部隊となり、彼はその頂点に君臨することになる。バクシンガー搭乗要員の他の4人とは異なり、前作『ブライガー』における彼に相当するキャラクターが無く、5人目のメンバーとして本作にて全く新たに設定された人物。次作『銀河疾風サスライガー』にも彼に相当するメンバーは存在しない。
: 豪放磊落、義侠心にあふれ、一見いい加減なようだが人を取りまとめる力に長けている人望の固まりのような男。モデルは[[近藤勇]]。甘いものが好きで、執務中に[[ぜんざい]]などを食しているシーンがしばしば見られた。ビリーの姉ミレイに淡い恋心を抱いていたらしく、彼女が結婚することを告げられショックだったようである。
: 「J9って知ってるかい?」から始まるOPナレーションを担当している。
: アステロイドベルトが戦場になる事を阻止すべく、完成したばかりの量産型バクシンガーに一人搭乗し、新太陽系連合の大軍と戦い、壮絶な戦死を遂げる。戦場に赴く直前、烈風隊に遺言としてビデオメッセージを残す。
: 「ドン・コンドール」は、通り名というよりむしろ称号のような扱いで、本編中では仲間内には本名の「ディーゴ」で呼ばれることの方が多かった。部下達や後から烈風隊に加わった佐馬は「ドン・コンドール」と呼んでいた。
; ライラ・峰里(らいら みねり) / 不死蝶のライラ
: 声 - [[麻上洋子]]
: 本名:ライラ・峰里(らいら みねり)。前作『ブライガー』におけるエンジェル・お町に相当するキャラクター。銀河烈風隊特別隊員(バクシンガー搭乗要員)。銀河烈風隊結成時にたまたま別行動をしていたジャッキーとファンファンを助けた縁で入隊することになる。戦闘時は得意なナイフ投げと電磁ムチで闘う。
: 実は、バクーフ総将軍ユーリ・カズン・アーウィンの生き別れの妹で、しかも反バクーフの筆頭ゴーショ家の血も引いていた。
: 当初は体の前部が大きく露出しているセクシーなコスチュームを着用していたが、{{要出典範囲|視聴者の母親層から不評を買ったため|date=2013年8月}}、中盤から着用しなくなった。オープニングでは、最終回まで変更が無かったため、前開きコスチュームを継続して使用している。
: ビリーやシュテッケンと同じく、サンダビーダ要塞における最終決戦での激しい戦いの末、その生涯を終える。なお、最終決戦には四番隊隊長として臨んでいる。
; 佐馬之介・ドーディ(さまのすけ ドーディ) / かっ飛びの佐馬
: 声 - [[森功至]]
: 本名:佐馬之介・ドーディ(さまのすけ - )。前作『ブライガー』における飛ばし屋・ボウィーに相当するキャラクター。銀河烈風隊特別隊員(バクシンガー搭乗要員)。流れ者だったが、第1話でディーゴらのピンチを救ったことがきっかけで銀河烈風隊に入隊することになる。斜に構えたきざな男だが、実は寂しがり屋。一人称は「拙者」。モデルは[[原田左之助]]。
: サンダビーダ要塞にて、烈風隊への復讐と自身の立身出世を企み、要塞へ潜入したジル・クロードとその一派から襲撃され瀕死の重傷を負い、最後の力を振り絞り恋人であるキャシー・ルーに語りかけようとするが力尽き、最終決戦を待たずしてその生涯を終える。
; ジャッキー・リー
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: 声 - [[雨宮かずみ|雨宮一美]]
: ジャッキーの妹で、同じくビリーに世話になっていた。兄同様中国拳法の使い手で、銀河烈風隊では諜報や通信係などを担当。隊員に格闘術を指南するほどの腕前を持つ。ジャッキー同様、最終決戦に参加せず生き延びる。
; ジャン・ジャック・ジャーニー / スリーJ(スリージェイ)
: 声 - [[八奈見乗児]]
: 本名:ジャン・ジャック・ジャーニー。『ブライガー』に登場するパンチョ・ポンチョに憧れる闇の武器商人だが、シュテッケンに騙されてバクシンガーとその母艦バクシンバードを造り、しかもディーゴに丸め込まれてその代金を踏み倒される。
: そのまま仕方なく彼らと同行するが、銀河烈風隊がバクーフ特別警備隊となると、その情報網や諜報能力を活かして何度も銀河烈風隊の危機を救う。腐れ縁から自ら最終決戦にも参加しようとするが、シュテッケンから「商人には商人の戦い方がある」とそれを許さず、彼にバクシンバードを返還、生き延びさせる。
: 上記の通り『ブライガー』のパンチョ・ポンチョに相当するキャラクターだが、金の為にJ9をちょくちょく裏切ろうとしていたポンチョに比べ、最後まで銀河烈風隊に尽くした人情味あふれる男。