「二進法」の版間の差分

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=== 負の数の扱い ===
{{See also|符号付数値表現}}
2種類の記号のみで、負の範囲の値(負の範囲の整数)も扱うには、広く一般的に用いられている方法は、最上位[[ビット]](MSB)の重みを、2<sup>N</sup>ではなく -&minus;(2<sup>N</sup>) であるとするものである([[2の補数]]を参照)。この方法は、加減(及び、乗)の演算において特別な処理が不要であるという特徴を持つ。ただし、溢れ(オーバーフロー)の扱いが違ってくる(これは、例えばx86プロセッサにおける、キャリーフラグとオーバフローフラグの違いのことである)。また固定長の場合に表現可能な範囲が、最小の値(負の側の絶対値が最大の値)のほうにひとつはみ出している、という扱いが面倒な場合がある特徴があって、たとえば8ビットで表現可能な範囲は -&minus;128, -&minus;127, 〜 -&minus;2, -&minus;1, 0, 1, 〜 126, 127 というようになっている。これに関しては、例えばC言語の標準規格ではのように、他の表現法も考慮し、全ての符号付き固定長のデータ型は、signed char であれば -&minus;128 までではなく -&minus;127 まで、などといった仕様になっている、といった場合がある。
 
== 十進法から二進法への変換方法 ==