「ブラジリアン柔術」の版間の差分

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== 帯制度 ==
{{Main|帯制度}}
帯の色は[[柔道]]や[[空手道]]のように習熟度や実力によって分けられており、白帯、青帯、紫帯、茶帯そして[[黒帯]]の順に高くなっていく。柔道の場合は各県において公式の昇段試験があり、受験者同士の試合結果にて取得する点を一定数貯めると昇段、といった制度があるが、柔術では基本的には試合や大会での実績や実力に応じて道場主が授与する場合が多い。黒帯制度がある各競技の中でも黒帯の取得が特に最も難しい競技と言われる。柔道の場合は体力の優れた高校生であれば柔道を始めた一年生の内に初段黒帯を取得することが普通だが、ブラジリアン柔術の場合は黒帯を取得出来る選手は稀である。目安として青帯で基礎技術を一通り習熟し、紫帯で指導員としての実力を有し、茶帯および黒帯は下位帯に対して圧倒的な実力差を有する。習得期間や寝技の技量と試合の戦歴によって、自身の指導者が帯の昇級を認めれ柔術を始めてから1年で昇級をするものもいれば10年以上の歳月をかけて昇級する人もいる。青帯は柔道で言えば初段から弐段位である。ただし、[[総合格闘技]]のプロ経験を持ったものや柔道・[[レスリング]]で[[オリンピック]]出場経験・全日本大会以上の優勝経験を持ったものは無条件で青帯に昇格される場合ある<ref>柔道世界選手権に出場経験がある[[鳥居智男]]の場合、ブラジリアン柔術を始めた時点で紫帯に昇級している。</ref>。また、中学生で緑帯を所得したものは中学校卒業後時点で青帯昇格となる。ブラジル柔術連盟(CBJJ)によると、[[黒帯]]に昇格してから31年経った者に[[赤帯]]を授けている。
 
紫帯以上の指導者はいつでも門下生に自分の帯のより一段階下の帯を認定することが出来る。黒帯二段以上は黒帯以下の全ての帯を認定することが出来、黒帯初段は2011年の改制により、黒帯(黒帯無段)を認定することが出来ない。黒帯初段以上は指導者個人ではなく、国際ブラジリアン柔術連盟の公認連盟のみが認定することが出来る。