「半陰陽」の版間の差分

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柳水亭種清
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日本小児内分泌学会性分化委員会による[[2008年]](平成20年)[[3月1日]]付けの「性分化異常症の管理に関する合意見解」において、半陰陽(Intersex)については「'''Disorders of sex development''' ('''DSD''') 」、真性半陰陽(True hermaphrodite)については「'''Ovotesticular DSD'''」と呼称するように提唱されている<ref>{{PDF|[http://www.nch.go.jp/endocrinology/seibunka/images/kanri.pdf 性分化異常症の管理に関する合意見解]}}(日本小児内分泌学会性分化委員会、2008年 <small>(平成20年)</small> 3月1日付)</ref>。
 
=== 生物学的にヒトの性別は2つではないのか ===
ジェンダー論やクィアセオリーなどでこう述べられることがあるが、「生物学的には」ヒトの性別は、性腺・外性器・内性器の組み合わせが典型的である男性・女性が大多数であるため、男性・女性の2つである。そもそも、「インターセックスの人々がいるので、生物学的にヒトの性別は2つではない」との主張は、性分化疾患を持つ人達の通常の男性・女性としての自認を踏みにじることにもなりかねず、政治的な利用は厳に慎まれるべきである。もちろん、性分化疾患の人の中には、性自認が揺れている人もいるし、また個人的な政治主張として「男も女もない」と主張する人もいるが、それは、性分化疾患ではない人がそういう状態にあったり、そういう政治的信念を持つことと変わりがない。ただし、個人の政治的信念は厳に尊重されるべきである。
 
== 法的対応 ==