「広域関東圏」の版間の差分

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逆に遠江地域は、長野県の[[飯伊地域|下伊那地区]]及び[[木曽谷|木曽地区]]と同様に、広域関東圏の範疇に含まれないことが多いほか、特に[[浜名湖]][[今切口]]より西側に位置する[[湖西市]]は、[[近世]]において[[新居関所|新居(今切)関]]が置かれた<ref>高柳光寿・竹内理三編『角川日本史辞典 第二版』(角川書店、1974年発行)の「[[新居関所|新居関]]」の項目による。</ref>関係上、[[豊橋市|豊橋]]をはじめとした愛知県[[三河国|三河地域]](特に[[東三河]])との文化的・経済的・人的交流がとても深く、名古屋との繋がりは極めて高いことから、中京圏の一部として扱われることが多い。
 
経済の範畴では、現在では[[関東地方]]1都6県に、[[甲信越地方|甲信越]]3県と静岡県を加えた1都10県を一つのエリアと捉える傾向が目立って来ており、メーカーなどでは、新製品やエリア限定製品を発売する際に、この関東甲信越静地方1都10県で先行発売や限定発売をするケースが増えている<ref>企業の一例として、[[サントリー]]では、「1都10県」として関東甲信越静地方での限定・先行発売を行うケースがあるが、静岡県を管轄する「静岡支店」は東海・北陸営業本部名古屋支社の管轄下に置かれている。これは都道府県の平均的な規模である事。また静岡県の住民が新しいもの好きと言う県民性の理由から静岡県もこれに加える形である。</ref>。また[[日本放送協会|NHK]]の天気予報においては「関東甲信越と静岡」で案内されることが目立っている<ref>ただし、全国ネット(全中)番組の一部に限る。</ref>。
 
広域関東圏の中では唯一、県内のほとんどが鉄道会社は[[東海旅客鉄道|JR東海]]、電話会社の管轄は[[西日本電信電話|NTT西日本]]となっている。ただしJR東海であってもJR東日本の運用で、首都圏から沼津駅、修善寺駅、伊東駅(2004年までは静岡駅、島田駅)までの直通列車が2016年現在で30往復程度運行されている。NTTについては、旧NTT東海のエリアをNTT東西分割検討時において利用者数・資産規模等のバランス均一化するためと言われており、元々[[東海4県]]としてエリアを構成していた中で、静岡のみをさらに分割すことへの抵抗あったという推測もある。しかし利用者(一般顧客)側からは「地域性に即していないのみならず、住民の意見をも無視している」など不満の声もあり、特に[[沼津市]]など静岡県東部ではその傾向がかなり強い。また[[富士川]]以東は[[東京電力ホールディングス|東京電力]]管内となっている。
 
=== 福島県 ===