「明治天皇と日露大戦争」の版間の差分

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戦艦[[三笠 (戦艦)|三笠]]と[[クニャージ・スヴォーロフ]]のミニチュアには、主砲が自動射撃出来る精巧なものが使用された<ref>{{Cite |和書 |title = 日本特撮・幻想映画全集 |pages = 74 |date = 1997 |publisher = [[勁文社]] |isbn = 4766927060 |ref = harv }}</ref>。作家の[[中野重治]]は、自宅の桜の枝がスタッフによって伐られて、この映画の背景に使われたと記録している<ref>『甲乙丙丁』、中野重治</ref>。後年の戦争映画のように特撮が前面に出た作品ではなく、新東宝という弱小会社の制限からオールスターとも言い難いキャストではあるが、美術その他で十二分に超大作の威容は備えており、特に群衆シーンは日本映画史上でも特筆すべき規模となっている。
 
「商売人」として知られる大蔵社長の発案で、シネマスコープの設備が間に合わない劇場と、学校などでの巡回用に、本作はシネスコカメラとスタンダードカメラの2台のカメラを並べて同時撮影が行われ、「シネスコ」と「スタンダード版」の二種類が作られた。[[西本正]]がカメラを回したスタンダードサイズ版は2週遅れの同年5月14日に公開された。
 
=== 空前絶後の大ヒット ===