「Hu-BASIC」の版間の差分
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'''Hu-BASIC'''(ヒューベーシック)は、[[北海道]]に本社を持つ[[ソフトウェア|ソフトハウス]]、[[ハドソン]]
MZシリーズが標準で採用したシャープ製の[[S-BASIC]]は、[[PET 2001|PET]]に由来する命令セットであるため大勢を占めたマイクロソフト系のBASICからの移植性は低 ==特徴==
[[ファイル:Hu-BASIC X1.png|thumb|right|320px|Hu-BASIC (スクリーンショット)<br />シャープX1用フロッピー版]]
*シャープの[[ポケットコンピュータ]]や[[富士通]]の[[F-BASIC]]などと同じく、命令文に省略形式が存在し、“LOCATE”は“LOC.”、“FOR”、“NEXT”はそれぞれ“F.”、“N.”と入力することでタイピングの手間を減らすことができた。
*同時期のMS-BASICに比べ内部構造が洗練されており、実行速度も高速であった。
*
**他機種のフロッピーディスクに対応しないBASIC([[ROM-BASIC]])ではカセットテープの[[シーケンシャルアクセス]]しかサポートしないため、ランダムアクセス用の命令自体が実装されていないことがほとんどであった。
*ディスクのフォーマットは共通になっており、
**後にX1のHu-BASICを軸に開発された[[Oh!X#THE SENTINEL|S-OS"SWORD"]]でもこのディスクフォーマットが用いられた。
元々単体製品だったゆえにいろいろな機能を盛り込んだことにより、BASIC本体は大きくなったため、ユーザーが利用可能なフリーエリアは他の環境よりも狭くなっている。
==バージョン==
{{節スタブ|1=MZ版のラインナップ|date=2017年3月}}
===シャープX1用===
;CZ-8CB01 V1.0
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:X1F/G/twinに付属。NEW BASICとも呼ばれる。X1turbo開発時に得たノウハウをフィードバックし、グラフィック描画速度を大幅に向上させ、漢字も扱いやすくなった。反面、削除された命令もあり、広く利用されたV1.0に対する互換性が低かったため、利用があまり進まなかった。
;CZ-8FB02
:X1turboシリーズ
;CZ-8CB02
:CZ-8FB02のテープ版。
;CZ-8FB03
:X1turboZII・ZIIIに付属。New Z-BASICとも呼ばれる。X1turboZで追加されたAV機能をサポートした。
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===ファミリーベーシック用(NS-Hu BASIC)===
[[ファミリーベーシック#バージョン]]を参照。
===サムスンSPC用===
;V1.0
:SPC-1000に付属。
===PC-8001mkII用===
;mini Hu-BASICコンパイラー
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==関連項目==
*[[Human68k]] - X1の後継機[[X68000]]の[[オペレーティングシステム]]。シャープとハドソンが共同開発している。
*[[S-BASIC]] - シャープが自社開発したMZシリーズ用のBASIC。
*[[dB-BASIC]] - [[デービーソフト]]が開発したMZシリーズおよびX1シリーズ用のBASIC。
{{BASIC}}
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