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20行目:
* 政治
** [[伝統保守主義]]
<!-- 以下は、出典もほとんどない上に、あまりに意味が不明なのでコメントアウトします。 --
=== 主に伝統の主体となる範囲 ===
#[[政府]]([[国家]]の統治機構)
#[[地域]]
#[[家族]]
#[[国民]]・[[民族]]
#[[神]]
 
==== 政府を主体とする伝統 ====
政府を主体とする伝統とは、歴史の中で政府が採用してきた統治体制や経済体制([[君主制]]、[[貴族制]]、[[共和制]]、[[民主制]]、[[権威主義]]、[[自由主義]][[資本主義|資本]][[経済]]、[[コーポラティズム]]、[[共産主義]]、[[社会主義]]など)を指し、時の権力者や民意によってその主義は受け継がれ、また変容していく<ref>[[自由主義]][[資本主義|資本]][[経済]]に言及した言論として代表的なのは[[マックス・ヴェーバー]]の『[[プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神]]』である</ref>。
 
==== 地域を主体とする伝統 ====
[[地域]]を主体とする伝統とは、地域毎の[[習慣]]・[[信仰]]・[[祭事]]・生活様式等に引き継がれる形態を指す。近年の日本では、地方の[[都市化]]・[[過疎化]]問題から、地域における伝統の衰退を危惧する声が出ている。地域の伝統を重んじる立場から、行政の主体を広域化する[[市町村合併]]や[[道州制]]に反対する声もある。
 
==== 家族を主体とする伝統 ====
[[家族]]を主体とする伝統とは、狭義では、ある血縁集団における、種々の形態の次世代への継承を指すが、家族制もしくは氏族制の元で、特定の家族が[[覇権]]統治の主体となる伝統を持つ集団もあり、主たる家族の伝統が、一族の外部に強い影響を及ぼす事例がある<ref>現代において、特定の家族が長期にわたり国家を統治している事例として、[[サウジアラビア]]を統治する[[サウード家]]がある。</ref>。
 
==== 国民・民族を主体とする伝統 ====
民族を主体とする伝統とは、民族生活の種々の形態([[言語]]・[[習慣]]・[[制度]]・[[信仰]])の総称を指す。国民を主体とする伝統について[[西部邁]](評論家)はこう述べている。「次のように考えることは、経験的にも論理的にも、さして不都合ではないのではないか。「良心からの呼び声」および「良心への決意」にかかわる気遣いが、歴史上、数限りなく堆積してきた。そして、どういう気遣いがいかなる状況の下で成功したり失敗したりするものであるかについての判断力が、「伝統」とでもよぶべき国民の精神のなかに、蓄積されている。だから、その歴史的な精神の蓄積に気分、体験そして思索を通じて触れることができるなら、良心をめぐる人間の生の出来事がいかなる結構(けっこう)にあるかを理解することができる。」<ref>{{Cite book|和書|author=西部邁|title=虚無の構造|year=2013|publisher=中央公論新社|series=中公文庫|page=80}}</ref>
 
==== 神を主体とする伝統 ====
[[神]]を主体とする伝統とは、人間の生存上に必要な[[理性]]や[[宿命]]の理解への拠り所として、または、[[人類]]や[[地球]]の起源を司る存在として、「神」を精神的に崇める立場やその信仰の形態が、歴史の中で形成されつつ次世代に伝承されて行く、その一連の歴史的な形態を指す。古来、人類の歴史には、世界各地に於いて、神を主体とする伝統によって形成された、種々の伝統文化や生活様式があるが、それらは、経済主義社会の台頭や過剰開発による破壊を受け、地域主体の伝統・文化の衰退と共に、その存続が危惧されている面もある。一方、神の伝承が政治権力によって利用されて来た歴史もある。その代表的な事例として、主に[[第二次世界大戦]]以前の日本に於ける「[[現人神]]」としての[[天皇制]]や、『[[王権神授説]]』([[ジョン・ロック]])における[[君主制]]の伝統への言及等がある。-->
 
== 創られた伝統 ==