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== 生態 ==
汽水から淡水の[[浅瀬]]の泥中に住む。日本では10~11月が[[繁殖期]]で、[[大潮]]の夜に[[生殖体]]に変形して[[淡水]]に遡上し繁殖する。
 
 
== 利用 ==
日本では、'''バチ'''、'''エバ'''などと呼ばれる生殖体を、釣りの[[生き]]や、養魚用の餌として使用する。
 
[[中国語]]の標準名は「疣吻沙蚕」(yóuwěn shācán)というが、[[中華人民共和国|中国]][[広東省]]の[[順徳料理]]や[[広州料理]]では「禾虫」([[広東語]] ウォーチョン)の名で、生殖体を[[陳皮]]風味の[[茶碗蒸し|卵蒸し]]<ref>2017年3月9日放送の[[日本放送協会|NHK]]『[[世界入りにくい居酒屋]]』「[[広州市|広州]]」では[[番禺区]]化竜鎮の食堂の例を「ゴカイされる茶碗蒸し」と名付けて紹介。[http://www.nhk.or.jp/nikui/50_guangzhou/index.html]</ref>や炒め物などの[[料理]]にして食用にする。シャリシャリした食感があり、[[タンパク質]]と[[脂肪]]が多く、[[アミノ酸]]バランスもよい<ref>呉玉剛、龐存楓、温山鴻、李海雲、「疣吻沙蚕営養成分分析与評価」『水利漁業』2006年第3期、2006年</ref>とされる。[[珠江]]デルタにある水田には多く生息しており、5~6月と8~9月の繁殖期に水田に水を入れると流れに乗って集める事ができるため、採り集めて出荷する<ref>花城出版社編、『広東特産風味指南』、花城出版社、1983年</ref>。
 
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[[Category:環形動物]]
[[Category:釣り餌]]
[[Category:広東の食文化]]