「ドリエウス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
2行目:
 
==生涯==
ドリエウスはスパルタ王[[アナクサンドリデス (スパルタ王)|アナクサンドリデス]]とその最初の妻の間に生まれた。アナクサンドリデスとその最初の妻の間には長い間跡継ぎが生まれず、新しい妻を娶るように圧力がかかっていた。しかしアナクサンドリデスはこれを拒否し、代わりに側室をおくこととした(一夫多妻はスパルタの慣習ではないが、出生率を上げるために大目に見られることはあった)。この側室は、直ぐに後のスパルタ王[[クレオメネス1世]]となる男子を産んだ。ドリエウスが生まれたのはその直後である。続いて全弟である[[レオニダス1世]]が生まれているが、レオニダスは後年[[テルモピュライの戦い]]の英雄となる。もう一人の弟[[クレオンブロトス (摂政)|クレオンブロトス]]は後にスパルタの[[摂政#西洋の摂政史|摂政]]となっている。アナクサンドリデスが没すると、ドリエウスは王座を求めたが失敗し、長兄であるクレオメネスが王位についた。
 
===リビュア植民地建設の試み===