「はえ座」の版間の差分
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{{Infobox Constellation
| janame = はえ座
| name = Musca
| abbreviation = Mus
| genitive = Muscae
| pronounce = {{IPA-en|ˈmʌskə
| symbology = the [[ハエ目|Fly]]
| RA = 12h 27m 36s
| dec= −70° 20' 24"
| quadrant = SQ3
| areatotal = 138
| arearank = 77
| numbermainstars = 6
| numberbfstars = 13
| numberstarsplanets = 1
| numberbrightstars = 1
| numbernearbystars = 0
| brighteststarname = [[はえ座アルファ星|α Mus]]
| starmagnitude = 2.677
| neareststarname = [[グリーゼ440]]
| stardistance = 15.1
| numbermessierobjects = 0
| meteorshowers =
| bordering =[[ふうちょう座]]<br />[[りゅうこつ座]]<br />[[ケンタウルス座]]<br />[[カメレオン座]]<br />[[コンパス座]]<br />[[みなみじゅうじ座]]
| notes=}}
'''はえ座'''(蝿座、蠅座、Musca)は、[[南天]]の[[星座]]の1つ。[[天の南極]]に近く、日本の大部分の地域からは星座の一部さえも全く見ることができない。
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はえ座は16世紀以降に作られた新しい星座であり、神話はない。
[[ペーテル・ケイセル]]と[[フレデリック・デ・ハウトマン]]が残した観測記録を元に[[ペトルス・プランシウス]]が[[1597年]]に作成した[[地球儀]]に残したものが最初である。[[ヨハン・バイエル]]が[[1603年]]に発刊した[[ウラノメトリア]]でそれを引用したことにより世に知られるようになった<ref name="ridpath" />。
[[1603年]]に刊行された[[ヨハン・バイエル]]の[[星図]]『[[ウラノメトリア]]』において、本星座は'''みつばち座'''(''APIS'')と記されている。『ウラノメトリア』に記載されている別の星座・'''インドのみつばち座'''(''PARADYSVOGEL APIS INDICA'')は本来、'''インドのとり座'''(''PARADYSVOGEL APUS INDICA'')であったと考えられており、現在は[[ふうちょう座]](''Apus'')となっているが両者の綴りが「''Apis''」「''Apus''」と酷似しており誤認の恐れがあると考えられたためか、[[17世紀]]から[[18世紀]]前半にかけて刊行された他の天文学者の星図において[[ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョーリ]]が「はち座、またははえ座」、[[エドモンド・ハレー|ハレー]]が「はえ座、またはみつばち座」と記すと言った具合に表記上の混乱が生じている。結局、18世紀に入って[[ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ|ラカーユ]]が「はえ座」(''Musca'')を採用したことを契機に名称を巡る混乱は収束した<ref name="Astronomy" />。
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