「猿沢池」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
12行目:
 
== 猿沢池七不思議 ==
猿沢池の水は、決して澄むことなくまたひどく濁ることもない。水が流入する川はなくまた流出する川もないのに、常に一定の水量を保っている。[[亀]]はたくさんいるが、なぜか[[]]はいない。なぜか[[]]も生えない。毎年多くの[[]]が放たれているので増える一方であるにもかかわらず、魚であふれる様子がない。水より魚の方が多くてもおかしくないような池なのである。
*澄まず
*濁らず
*出ず
*入らず
*蛙はわかず
*藻は生えず
*魚が七分に水三分
 
== 伝説・その他 ==
猿沢池の水は、決して澄むことなくまたひどく濁ることもない。水が流入する川はなくまた流出する川もないのに、常に一定の水量を保っている。[[亀]]はたくさんいるが、なぜか[[蛙]]はいない。なぜか[[藻]]も生えない。毎年多くの[[魚]]が放たれているので増える一方であるにもかかわらず、魚であふれる様子がない。水より魚の方が多くてもおかしくないような池なのである。
 
== 伝説・その他 ==
猿沢池にちなんだ言い伝えはたくさんある。
 
*猿沢池のほとりにある采女神社(うねめじんじゃ)は、帝の寵愛が衰えたことを嘆き悲しんで入水した[[采女]]を慰めるために建てられたという。
*[[芥川龍之介]]の小説「龍」は、猿沢池から[[雲]]を呼び[[雨]]を降らせながら龍が天に昇ったという伝説を素材にしていがある。
*猿沢池の名前の由来は、[[インド]]の[[ヴァイシャーリー|ヴァイシャーリー国]]の猴池(びこういけ)から来たものと言われている。猴の字義としては、尾の短い種類のサルをさしている。
*奈良県[[大淀町]]には、興福寺の僧に恋をした娘おいのが身を投げたといわれる「おいの池」がある。伝説ではおいの池と猿沢池は地中でつながっており、身を投げたおいのの笠が猿沢池に浮かんでいたという。
*[[1959年]]に、[[七不思議]]に反して池の水が赤くなった時には、「この世の終わりだあああぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ」と騒がれたという。
 
== 写真 ==