「代わりの生化学」の版間の差分

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→‎その他の生化学元素候補: ヒ素が「ほとんどの生物にとって有害」な根拠は薄いので、除去します。詳細はノート参照
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[[硫黄]]もまた、長く連なる分子を構成できるが、リンと同じく高い反応性が欠点となる。地球の一部の場所では硫黄を消費する[[古細菌]]や[[真正細菌|バクテリア]]が発見されており、これらの生物は酸素の代わりに硫黄を利用し、硫黄を[[硫化水素]]に還元する。この例としては硫黄還元細菌や[[ピュロディクティウム属|''Pyrodictium'']]などが挙げられる。[[緑色硫黄細菌]]や[[紅色硫黄細菌]]は光合成の際、水を酸素に酸化する代わりに硫化水素を硫黄に酸化する。
 
[[ヒ素]]はリンと化学的性質が似ているが、化学的に不安定である。地球生命としては、[[2010年]]に、リンが不足した環境で代わりにヒ素を代謝することができる細菌「[[GFAJ-1]]」が発見されたと発表されたが<ref>[http://wired.jp/wv/2010/12/03/%E3%80%8C%E7%A0%92%E7%B4%A0%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E7%B4%B0%E8%8F%8C%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3/ 「砒素で生きる細菌を発見」の意味]、WIRED.jp、2010年12月3日。</ref>、後に高濃度のヒ素の中でも生存するだけでヒ素を代謝しているわけではないことがわかり、現在では否定されている。
 
==水以外の溶媒==