「週刊金曜日」の版間の差分

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== 内容・論調 ==
「権力は腐敗する、専制絶対的権力は徹底的絶対に腐敗する」([[ジョン・アクトン]]の言葉)という前提にたち、「だから監視が必要であり、そのためにジャーナリズムは存在する」と主張している雑誌である。したがって、与党や政府や[[財界]]など体制を批判する記事が多い。近隣諸国の中では日本の[[政界]]・財界と深い関係を持つ[[アメリカ合衆国]]を批判する記事が目立つが、[[チェチェン紛争]]などに絡む[[ロシア]]の人権問題や[[覇権主義]]、「[[人体の不思議展]]」の疑惑など[[中国の人権問題]]、[[中国共産党]]の独裁と腐敗に言及した記事もある。
 
日本の[[社会民主党 (日本 1996-)|社民党]]を中心に[[左派]][[政党]]や市民団体関係者がしばしば寄稿し、日本や韓国の左派勢力に対しては好意的な論評が比較的多い。[[日本共産党]]などを批判する記事も少なからずあり、週刊金曜日16周年記念号の看板ルポで「創価学会の失われた一〇年」として、[[公明党]]と[[創価学会]]の問題点を取り上げるなど、互いに非難合戦に陥りがちな共産党と創価学会陣営の両方に批判的な論調である。日本の[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]](当時。現・[[民進党]])に対する批判も以前から散見されるが、民主党政権発足後は批判しつつも、自民党政権に比べ相対的に評価し、政策提言を行う記事が増えている(とはいえ、民進党はあくまで[[保守]]政党であるという認識)。[[憲法改正論議|改憲問題]]や[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]への経済制裁については、批判的記事が多い。