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{{Infobox Disease |
| Name = 心筋炎|
| Image = Viral myocarditis (1).JPG |
| Caption = ウイルス性心筋炎の組織像|
| DiseasesDB = 8716 |
| ICD10 = {{ICD10|I|09|0|i|05}}, {{ICD10|I|51|4|i|30}} |
| ICD9 = {{ICD9|391.2}}, {{ICD9|422}}, {{ICD9|429.0}} |
| ICDO = |
| OMIM = |
| MedlinePlus = 000149 |
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| eMedicineTopic = 1569 |
| eMedicine_mult = {{eMedicine2|emerg|326}} |
| MeshID = D009205 |
}}
'''心筋炎'''(しんきんえん、{{lang-en-short|myocarditis}})は、[[感染症]]、[[中毒]]あるいは原因不明の[[心筋]]の炎症性変化。無症状のものから[[発熱]]、[[頻脈]]、[[呼吸困難]]などの臨床症状を示すものまである。特に急性心筋炎(acute myocarditis)は、特異的所見に乏しい上に急性の転帰をたどることから、臨床上重要である。[[大動脈解離]]や[[クモ膜下出血]]、[[急性喉頭蓋炎]]などとともに診断に苦慮する疾患のひとつとされている。
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== 症状と所見 ==
急性心筋炎は、無症状の場合もあるが、多くは感冒様症状 ([[かぜ症候群]]) や消化器症状などの前駆症状を伴う。前駆症状の1~21〜2週間後に、胸痛、[[心不全]]症状、[[ショック]]、[[不整脈]]などの症状を呈する。
 
上述のとおり、心筋炎は特徴的な所見に乏しい疾患であるが、かろうじて特徴を見いだせるのが[[心電図]]である。心筋炎の急性期には、ほとんどの症例で完全[[房室ブロック]](II, III度)、陰性T波、ST変化、[[心室性期外収縮]](PVC)などの異常が見られる。また、これらに比べると稀ではあるが、[[心室頻拍]](VT)、異常Q波、[[心房細動]](AF)などが見られることもある。