「ボバ・フェット」の版間の差分

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ハン・ソロは自身の操縦する[[ミレニアム・ファルコン]]を、帝国軍戦艦が投棄したゴミに紛れさせるという奇策で、帝国軍の追撃を出し抜いたのだが、ボバはこれを見逃さずソロたちの後を追跡した。これは『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』で父である[[ジャンゴ・フェット]]とジェダイの騎士[[オビ=ワン・ケノービ]]を追撃した際、似た手段で逃げられた経験からソロの機転を見破ったとされる。ボバは、惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧|ベスピン]]のクラウド・シティまで、愛機「スレーヴ・ワン」でミレニアム・ファルコンを追跡し、ダース・ベイダーと共にソロらを罠にはめ、捕える事に成功した。この際、ボバはジャバ・ザ・ハットからもソロに懸けられた懸賞金を貰うため、ダース・ベイダーから報酬の一部としてカーボナイトで冷凍されたハン・ソロを貰い受けた。ボバはダース・ベイダーもその腕を認める賞金稼ぎであり、ボバもベイダーを信頼していた。その実力から有名であったとはいえ、あくまで一介の賞金稼ぎでありながら、劇中ベイダーとも対等の口調でやり取りする。この事からも“最強の賞金稼ぎ”と言われた、父にして自身のクローン元であるジャンゴ・フェットの才能を継ぐ賞金稼ぎに成長したことが分かる。
 
『[[スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還|エピソード6/ジェダイの帰還]]』で[[ルーク・スカイウォーカー]]たちがジャバ・ザ・ハットからハン・ソロを救出に来た時には、ボバはジャバに用心棒として雇われていた。ルークらを処刑しようとした際、砂漠の大穴に生息する人食いクリーチャー「サルラック」の上のセール・バージで、ボバはルークと対決することになった。[[スター・ウォーズ登場テクノロジー一覧#ブラスター|ブラスター]]・ライフルで射撃を試みるも[[ライトセーバー]]で銃身を斬り落とされ、今度は拘束ワイヤーを射出してルークを縛り上げたが、これもライトセーバーで斬られてしまう。ルークが他の敵と交戦して気を取られている隙を狙い、手甲に備えたリスト・ロケットで背中を撃ち抜こうと試みるが、まだ視力の全快していなかったソロの闇雲な攻撃が、ボバのジェットパックに直撃し誤作動させ、セール・バージの船体に叩きつけられたボバはサルラックに丸呑みにされてしまった。その後、ボバはサルラックに魚として食べられた。そのため、遺骨だけになってしまった。父のジャンゴ・フェットもジェットパックの故障に気づかず、[[メイス・ウィンドゥ]]に敗れたため、親子揃ってジェットパックの誤作動が原因でジェダイの騎士に敗れたことになった。
 
『エピソード2/クローンの攻撃』では、ボバの正体は、“銀河最強の賞金稼ぎ”と名を馳せたジャンゴ・フェットが、[[スター・ウォーズ惑星一覧|カミーノ]]人が製作する[[クローン・トルーパー|クローン兵]]の遺伝子ホストとなった事への報酬の一部として作らせた、ジャンゴの完全なクローンであることが判明した。他のクローン・トルーパーは、同じくジャンゴの遺伝子により作られてはいるが、生産性向上のため通常の2倍の速度で成長する上、反乱を起こさないよう自我や独立心が芽生えにくい様に調整されて作られたため、完全なクローンではないが、ボバはジャンゴの意向でそういった調整は一切なく作られた、完全なクローンである。「エピソード4~6」でボバが身に付けていた「マンダロア装甲」や愛機とする武装艇「スレーヴ・ワン」は、父ジャンゴから受け継いだ物である。その証拠に、『エピソード2』でジャンゴがオビ=ワン・ケノービと戦闘した後に、自身の宇宙船に乗り込む際に頭をぶつけるシーンがあり、その後ヘルメットの一部が凹んでいるが、ボバのヘルメットにも同じ場所に凹みが確認できる。ボバはジャンゴを「パパ」と呼び、ジャンゴは彼を実の息子として育て、マンダロア戦士の正統な後継者にするべく、ジャンゴ直々にマンダロア戦士としての戦闘技術の英才教育を受けて育てられた。だが、ジャンゴは[[スター・ウォーズ惑星一覧|ジオノーシス]]の戦いにて、ジェダイの騎士メイス・ウィンドゥと戦うも斬首され死亡する。以後ボバは[[ジェダイ]]に対し決して消えない憎しみを抱くようになったという。