削除された内容 追加された内容
13行目:
 
== 電話番号 ==
[[電話番号]]は、通常の[[市外局番]]と同じものがDチャネル1つあたり1つ割り当てられる。また「[[ダイヤルイン]]」や「[[i・ナンバー]]」を申し込むことにより、電話番号の追加が有料で可能である。

ダイヤルインを利用した番号の追加はDチャネル毎に与えられた1つの番号を含めて最大で9999番号、i・ナンバーを利用した番号の追加はDチャネル毎に与えられた1つの番号を含めて最大3番号で番号の利用は回線につながったISDN[[ターミナルアダプタ]]に番号を設定する事でIインターフェースに2チャネルあるBチャネルと1チャネルあるDチャネルで自由に利用することが出来る。

また、ダイヤルインやi・ナンバーの電話番号は通常の市外局番の電話番号以外に[[フリーダイヤル]]の0120や0800で始まる番号や情報提供料を発信者に課金する[[ダイヤルQ2]]の0990で始まる番号、#ダイヤル(着信短縮ダイヤルサービス)の番号などの割り当てを受けることも可能。
 
ISDN相互間の通信の場合、[[サブアドレス]]という付加番号を電話番号の後に付け同じ電話番号の中から特定の端末を指定しての呼び出しが可能である。またサービスクラスと呼ばれる可能な通信方法を呼び出し時に知らせる機能により、[[ファクシミリ]]からの発信の場合にファクシミリのみ応答させるといったことが可能である。
 
かつてはINS回線と通常のアナログ加入電話回線では加入者線が収容される交換機が異なるために、移行時には必ず電話番号が変更となった(このため、市内局番の枯渇が生じたため、一部の市内局番の収容局番の少ないところを他の収容局で利用する嚆矢となった。例として秋田市の岩見三内収容局で使われていた883・884局は、何れも下4桁が2000番台しか当該収容局で使われていなかったため2000番台以外の一部を前者は秋田大町収容局のISDN番号用、後者は新棟秋田収容局のISDN番号用に転用された。代わって、岩見三内収容局のISDN用番号は881-2xxxが割り当てられた)。
 
アナログ回線からINS回線への変更時に同番移行が全国で可能になったのは[[1997年]]4月末のことである<ref>[http://www.ntt.co.jp/news/news97/970227a.html 「INSネット同番移行」の提供拡大について]</ref>。この後もINSからアナログへの同番移行はアナログ→INS同番移行を行なった回線をアナログ回線に戻すときのみ可能であったが、[[2002年]][[9月2日]]に全回線で可能となった<ref>[http://www.ntt-west.co.jp/news/0208/020822a.html INSネットから加入電話への同番移行の提供拡大等について]</ref>。