「コミュニティ放送」の版間の差分

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このような規制緩和と個人消費拡大、更に阪神・淡路大震災による防災意識の高揚に支えられて、[[1996年]](平成8年)から[[1999年]](平成11年)の間に開局が相次ぎ、全国各地でこの放送形態が浸透した。一方でこの頃は[[失われた10年]]と呼ばれた時期でもあり、[[1997年]](平成9年)[[4月1日]]に[[消費税]]が5%へ引き上げられると、個人消費の冷え込みが始まり、開局はしたものの[[スポンサー]]を失って経営が苦しくなる局があり、[[1998年]](平成10年)[[11月30日]]に[[FMこんぴら]]が閉局した。逆に既存の県域放送局を聴取率で凌駕し、[[CM]]移転を受けて経営が良くなる局もあって、過当競争になる地域も生まれた。そのため、新規開局数は[[景気循環]]との相関が強くなる。
 
[[2014年]](平成26年)には、[[関東地方]]等におけるコミュニティ放送の割当周波数の逼迫に対応するため、85〜90[[メガヘルツ|MHz]](アナログテレビ放送の「ガードバンド」に指定されていた周波数に限定)及び90〜95MHzを、[[東京特別]]及びその周辺における「新たな割当周波数」とする方針が示された<ref>[http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8793116/www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/26/1017ho.html 「関東地域におけるコミュニティ放送について ≪東京23区及びその周辺における周波数の選定が困難な状況の解消≫] [[関東総合通信局]] 報道資料 平成26年10月17日([[国立国会図書館]]のアーカイブ:2014年10月18日収集)</ref>。
 
== 経営 ==