「水酸化アンモニウム」の版間の差分

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1Mのアンモニア水溶液では、約0.42%のアンモニアがアンモニウムイオンとなり、[[水素イオン指数|pH]]は11.63となる。[[塩基解離定数]]は:
:''K''<sub>b</sub> = [NH<sub>4</sub><sup>+</sup>][OH<sup>-</sup>]/[NH<sub>3</sub>] = 1.8×10<sup>−5</sup>
 
== 氷の性質 ==
アンモニアと水の混合物は温度やアンモニア濃度に応じて4種類の氷を生じる。
 
それぞれ「水の氷(H<sub>2</sub>O)」、「水1とアンモニア1の氷(H<sub>2</sub>O・NH<sub>3</sub>)」、「水1とアンモニア2の氷H<sub>2</sub>O・2(NH<sub>3</sub>)」、「アンモニアの氷(NH<sub>3</sub>)」で、その水溶液に浮かぶか沈むかもそれぞれ異なり、「水1とアンモニア1の氷」は水溶液に浮かぶが、「水1とアンモニア2の氷」と「アンモニアの氷」はその水溶液には沈む。「水の氷」はアンモニア濃度が23%までは浮かぶが、それ以上のアンモニア濃度では水溶液の比重が軽くなるため沈むようになる<ref>ロバート・L・フォワード『ロシュワールド』山高昭 訳、株式会社早川書房、1985年、P424-426。</ref>。
 
== 実験室での用途 ==