「ヒドロキシクエン酸」の版間の差分

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臨床試験の有効な結果もありますので、追記しました。また、生理作用を追記しました。
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== ヒドロキシクエン酸の生理作用==
① ;脂肪蓄積抑制作用
 :摂取した糖質は、解糖系とTCAサイクルを経てクエン酸となり、アセチルCoAに変換し、マロニルCoAを経て脂肪酸に合成される。ヒドロキシクエン酸は、ATPクエン酸リアーゼを阻害することにより、クエン酸からアセチルCoAに変換する経路を阻害し、脂肪が蓄積するのを妨げる。
 
;グリコーゲン蓄積促進作用
 摂取した糖質は、解糖系とTCAサイクルを経てクエン酸となり、アセチルCoAに変換し、マロニルCoAを経て脂肪酸に合成される。ヒドロキシクエン酸は、ATPクエン酸リアーゼを阻害することにより、クエン酸からアセチルCoAに変換する経路を阻害し、脂肪が蓄積するのを妨げる。
 :ヒドロキシクエン酸はATPクエン酸リアーゼを阻害することにより、アセチルCoAに変換されなかったクエン酸は、グリコーゲンへと変換される。
 
② グリコーゲン蓄積;脂肪燃焼促進作用
 :体内の脂肪酸はアシルカルニチンに変換され、β酸化、TCAサイクルを経てエネルギー源となる。ヒドロキシクエン酸はアセチルCoA生成を阻害し、その結果マロニルCoAを減少させる。この時、カルニチンアシルトランスフェラーゼが活性化し、その結果、脂肪の分解を促進する。
 
 ヒドロキシクエン酸はATPクエン酸リアーゼを阻害することにより、アセチルCoAに変換されなかったクエン酸は、グリコーゲンへと変換される。
 
③ 脂肪燃焼促進作用
 
 体内の脂肪酸はアシルカルニチンに変換され、β酸化、TCAサイクルを経てエネルギー源となる。ヒドロキシクエン酸はアセチルCoA生成を阻害し、その結果マロニルCoAを減少させる。この時、カルニチンアシルトランスフェラーゼが活性化し、その結果、脂肪の分解を促進する。
 
 
== 出典 ==