「ファイヤーフォックス (映画)」の版間の差分

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ガントはヘロインの密売人に変装してソ連に入国し、協力者のウペンスコイと接触する。ウペンスコイはガントが成りすましていた本物の密売人を殺害して[[ソ連国家保安委員会|KGB]]を撹乱するが、ガントが駅構内でKGB職員を殺害してしまい、二人は騒ぎが起きる前に駅を脱出する。ガントはウペンスコイの相棒に成りすましてMiG-31の開発者バラノヴィッチ博士がいる基地に向かうが、既にウペンスコイの相棒はコンタルスキー大佐の部下に逮捕されており、彼は二人を尾行するようにKGBに命令する。ウペンスコイは途中でガントを車から降ろしてKGBを引き付け、ガントは基地に潜入してバラノヴィッチ夫妻と接触する。バラノヴィッチから明日MiG-31の飛行訓練が実施されることを聞かされ、彼がMiG-31の二号機を爆破する間に一号機を奪取するように助言される。
 
ガントは、MiG-31パイロットのヴォスコフ中佐からパイロット・スーツを奪い奪取の準備を進めていたが、ガントの正体がアメリカのスパイだと気付いたコンタルスキーは基地内の捜索を開始する。しかし、直前になって書記長が飛行訓練の視察に来ることが判明して、基地内は対応に追われる。バラノヴィッチが予定通りに二号機を爆破しするが、直後に夫妻は射殺される。その混乱の中、ガントは一号機を奪い脱出し、基地の周辺で脱出を見届けたウペンスコイも射殺されは拳銃で自決する。
 
MiG-31を奪われた書記長はウラジミロフ将軍に追跡を命じ、復旧した二号機に乗り込んだヴォスコフが出撃する。ガントは手筈通りに飛行経路を偽装して追跡の目をくらまして[[北極海]]に向かい、氷原を滑走路代わりに潜水艦から給油を受ける。一方、ウラジミロフはガントの作戦に翻弄される書記長を説得して、ヴォスコフはガントを追い北部に向かう。給油を終えたガントはソ連国外への脱出を図るが、ヴォスコフが追い付きドッグファイトを展開する。ガントはヴォスコフの二号機を撃墜することに成功し、無事に国外へと脱出する。