「ローマン・コンクリート」の版間の差分

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現代と違うのは、型枠内に「流し込む前」に骨材とモルタルを混ぜるのではなく、型枠内にまず骨材を投入してからモルタルを流し込み空気抜き及び締固めを行う<ref>{{Cite web |url=http://www.romanconcrete.com/questions.htm#Q3 |title=Questions and answers on Roman concrete : Q 3. How did the Romans mix their concrete? |work=The Roman Pantheon: The Triumph of Concrete |language=英語 |accessdate=2014-11-14 }}</ref>。このプロセスを繰り返して打継をしていくことにより、背の高いコンクリート壁・柱などを施工することができる。このモルタルと骨材の投入の順序について、モルタルを先に投入するという説<ref>{{Cite web |url=http://www.shimz.co.jp/theme/sit/exhibition.html |publisher=[[清水建設]] |title=建設技術歴史展示室 |accessdate=2014-11-14 }}</ref>もある。
 
型枠の素材は木材の場合と、石やレンガの場合があった。石やレンガを型枠として使った場合、それらはコンクリート硬化後に取り外されることはなく、建造物と一体となって使用された。 木製型枠の場合、それらは取り外され打ち放しのまま完工する場合と、表面に[[化粧しっくい|スタッコ]](漆喰)塗りや[[トラバーチン]]、[[トゥファ]]、[[:en:Peperino|火山砕屑岩]]などの石張り仕上げが行われる場合があった<ref>[[#板屋 (2001)|板屋 (2001)]], pp. 29-30</ref>。
 
木製型枠は、主に天井のヴォールト部などの施工で用いられた。
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== 脚注 ==
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== 参考文献 ==