削除された内容 追加された内容
7行目:
一方で内部には経済的階層や家柄による家格などが存在し、村の秩序維持のための青年組織などが存在した。特徴としては古くからの仕来たりを墨守する傾向があり、異を唱える者・倣わない者に対しては本人や[[肉親]]、更にその者に関わった者まで異端者扱いし、[[差別]]を行なうことがある。これを村八分という。これにより新たにその地域に移住してきた者や流行にとらわれやすい[[若者]]が反発し、古くから住んできた者とのトラブルが後を絶たない。
 
==特徴と問題点==
以下のような特徴が見られるというを持つ
*水利権、入会権、漁業権などの産業上の権益の範囲と一致した広がりを持つ。
*長による支配、ボスと子分の[[上下関係]]が厳然と存在する。
 
また、以下のような問題点があり、外部とのトラブルの原因となっている。
*所属する「村」の掟や価値観・しきたりが絶対であり、少数派や多様性の存在自体を認めない。
*"掟"に関与しない世間一般のルールやマナールーズ。他者がルールをる姿にも息苦しさを感じるためらず、他者にもルーズさを強要。「マナーを守らないのがマナー」無法状態と化している。
*出る杭は打たれる。長い物には巻かれ、流れには棹を差すべし。寄らば大樹の陰。義理と人情。横並び。
*排他主義に基く仲間意識が存在する。
24 ⟶ 26行目:
*[[事なかれ主義]]が多い。
*噂話に対しては、真実かどうかを追求するより、噂を既成事実にしようとする。
*[[インテリ]]が少数であることと年長者の影響力により、架空の法律のでっち上げ、「神頼み」といったのような非常識がまかり通る。
 
==関連項目==