「コプト正教会」の版間の差分

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[[単性説|単性論]]を採ると言われることがあるが、コプト正教会は自身の教説が単性論と見なされるのを拒絶しており、「単性論教会」を自称しない。[[カルケドン公会議]](第四全地公会議)を承認しないことで分離した教会であるため、より中立的な呼び名・分類としては[[非カルケドン派]]がある。
[[相互領聖]]関係(=教派間において、主の晩餐におけるパンとぶどう酒を互いに領食することを認めること)については、同じく非カルケドン派である[[アルメニア使徒教会]]、[[シリア正教会]]、[[エチオピア正教会]]との間で[[フル・コミュニオン]](完全相互領聖)の関係にある。ギリシャ系の正教会など他のカルケドン諸派の正教会との間においては今のところ相互領聖は認められていないが、ここ近年の関係は改善しつつあると言われている。 
 
教会の代表者はアレクサンドリア教皇並びに聖マルコ大主教管区総主教([[コプト教皇]])である(但し[[アレクサンドリア総主教庁|アレクサンドリア総主教]]などは、コプト教だけではなく[[東方正教会]]などの教派ごとに存在する)。2012年3月17日、教皇であった[[シェヌーダ3世 (コプト教会アレクサンドリア総主教)|シェヌーダ3世]]が死去。2012年11月4日、第118代教皇にタワドロス主教が[[タワドロス2世]]として選出された。