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* ''o''-[[トルイジン]]
* [[ポロニウム210]]
 
== 喫煙の効用 ==
大阪がん循環器病予防センター健康予防推進部長の中村正和医師は監修したタバコの基礎知識において「タバコの効用はすべてまやかしに過ぎない」と指摘している。<ref>[http://nonsmoking-club.jp/knowledge/nicotine.html らくらく禁煙倶楽部 タバコの基礎知識]</ref>
 
元[[がん研究会有明病院|癌研究会附属病院]]の頭頸科に勤めていた[[医師]]の名取春彦は、テレビや新聞はたばこ有害論しか言わないが、たばこの喫煙には下記の効用があるとしている<ref>『[[#タバコ有害論に異議あり!|タバコ有害論に異議あり!]]』、pp.12-29(第一章「つくられたタバコ有害論」)</ref>。
# 覚醒作用
# リラックス作用
# 発想の転換を促す
# 気付け作用
# 痴呆病の予防になる可能性が大
# 喫煙所は自由人達の社交場
 
なお、WHOや様々な研究機関等が受動喫煙も含めたたばこの害について、科学的根拠を持って健康障害を引き起こすことが示されて論争に終止符が打たれたとされている一方で、タバコの害の否定や喫煙の効用を主張する一部の識者等について、国立千葉医療センターの医師菰田弘は「喫煙者の思考には、タバコの害を無視しようとする「否認」という特徴がありますが、これもニコチン依存症から来るものです。」と指摘している。<ref>[http://www.risfax.co.jp/beholder/beholder.php?id=79 医薬経済社 BEHOLDER ヘビースモーカーはただのヤク中?タバコとニコチン依存症と健康被害]</ref>
 
1960年から2004年の研究を調べた2007年の[[メタアナリシス]]では、性別・年齢にかかわらずニコチンが[[パーキンソン病]]の防御因子になると報告されている<ref>{{Cite web|author=Beate Ritz et al.|year=2007|month=07|url=http://archneur.ama-assn.org/cgi/content/abstract/64/7/990|title=Pooled Analysis of Tobacco Use and Risk of Parkinson Disease|publisher=Archives of Neurology|language=英語|accessdate=2010-12-13}}</ref>。
 
また、喫煙者は[[潰瘍性大腸炎]]を発症しにくい傾向があること<ref>{{Cite web |url=http://www.nanbyou.or.jp/entry/62 |title=病気の解説「潰瘍性大腸炎(公費対象)」 |publisher=難病情報センター |accessdate=2014-09-11 }}</ref>や、喫煙に[[炎症性腸疾患]]に対する防御作用があるとの報告<ref>{{Cite web |url=http://www.jimro.co.jp/ibd/08world/us/us_data.htm |title=基礎データ・世界のIBD(炎症性腸疾患)事情 アメリカ合衆国編 |publisher=JIMRO |accessdate=2014-09-11 }}</ref>もある。
 
== 社会経済 ==
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}}</ref>。
1985年2月12日、フランスのリヨンでWHOの機関である国際がん研究機関の医学専門家が50人集まり、たばこ煙はヒトへの発がん性があるか否かについて最終的な結論をだす会議が開かれ、平山も参加した。化学的、生物学的、[[疫学]]的に検討され、受動喫煙についても日本を含む各国の研究内容の一つ一つについて詳しい検討、批判、議論を行った。会議最終日には満場一致で「たばこの煙(主流煙、副流煙)のヒトへの発がん性の証拠は十分」であると結論された<ref>『[[#現代たばこ戦争|現代たばこ戦争]]』、p.69</ref>。
 
=== 喫煙の効用 ===
大阪がん循環器病予防センター健康予防推進部長の中村正和医師は監修したタバコの基礎知識において「タバコの効用はすべてまやかしに過ぎない」と指摘している。<ref>[http://nonsmoking-club.jp/knowledge/nicotine.html らくらく禁煙倶楽部 タバコの基礎知識]</ref>
 
元[[がん研究会有明病院|癌研究会附属病院]]の頭頸科に勤めていた[[医師]]の名取春彦は、テレビや新聞はたばこ有害論しか言わないが、たばこの喫煙には下記の効用があるとしている<ref>『[[#タバコ有害論に異議あり!|タバコ有害論に異議あり!]]』、pp.12-29(第一章「つくられたタバコ有害論」)</ref>。
# 覚醒作用
# リラックス作用
# 発想の転換を促す
# 気付け作用
# 痴呆病の予防になる可能性が大
# 喫煙所は自由人達の社交場
 
なお、WHOや様々な研究機関等が受動喫煙も含めたたばこの害について、科学的根拠を持って健康障害を引き起こすことが示されて論争に終止符が打たれたとされている一方で、タバコの害の否定や喫煙の効用を主張する一部の識者等について、国立千葉医療センターの医師菰田弘は「喫煙者の思考には、タバコの害を無視しようとする「否認」という特徴がありますが、これもニコチン依存症から来るものです。」と指摘している。<ref>[http://www.risfax.co.jp/beholder/beholder.php?id=79 医薬経済社 BEHOLDER ヘビースモーカーはただのヤク中?タバコとニコチン依存症と健康被害]</ref>
 
1960年から2004年の研究を調べた2007年の[[メタアナリシス]]では、性別・年齢にかかわらずニコチンが[[パーキンソン病]]の防御因子になると報告されている<ref>{{Cite web|author=Beate Ritz et al.|year=2007|month=07|url=http://archneur.ama-assn.org/cgi/content/abstract/64/7/990|title=Pooled Analysis of Tobacco Use and Risk of Parkinson Disease|publisher=Archives of Neurology|language=英語|accessdate=2010-12-13}}</ref>。
 
また、喫煙者は[[潰瘍性大腸炎]]を発症しにくい傾向があること<ref>{{Cite web |url=http://www.nanbyou.or.jp/entry/62 |title=病気の解説「潰瘍性大腸炎(公費対象)」 |publisher=難病情報センター |accessdate=2014-09-11 }}</ref>や、喫煙に[[炎症性腸疾患]]に対する防御作用があるとの報告<ref>{{Cite web |url=http://www.jimro.co.jp/ibd/08world/us/us_data.htm |title=基礎データ・世界のIBD(炎症性腸疾患)事情 アメリカ合衆国編 |publisher=JIMRO |accessdate=2014-09-11 }}</ref>もある。
 
== たばこ産業側の動き ==