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また、当時欧米諸国が植民地などを通じて勢力圏を広げる中で、博物館は世界各地に派遣された[[博物学者]]の収集する自然科学、人文科学に関する資料を蓄積・分析し、欧米列強の世界進出の戦略を練るための一種の[[シンクタンク]]としても重要な役割を果たすようになった。例えば、[[オランダ]]の日本戦略のために対日派遣された[[ドイツ人]]博物学者、[[フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト]]が日本滞在中に獲得した膨大な資料は、そのほとんどがオランダの[[ライデン博物館]]に収蔵され、それらの資料の分析を通じて公刊された諸研究は、その後の欧米の対日戦略に大きな影響を与えた。-->
 
アジアでは、[[1814年]]に英国統治下の[[コルカタ]]で創立されたインド博物館が最も古く<ref>[[日本経済新聞]]2015年1月3日朝刊「インドの仏 仏教美術の源流展」告知記事</ref>、[[明治維新]]後の日本でも各種の博物館が開設されるようになった。
 
[[1925年]]、[[ミュンヘン]]にオープンした[[ドイツ博物館]]は、これまでの閲覧中心の展示から、体験型展示を全面的に導入し、現代の科学博物館の展示様式のさきがけとなった。一部の博物館、特に[[イタリア]]には、コレクションの性質や規模に応じて紹介、事前予約を要するものがある。