「メイヴ」の版間の差分

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雲霞 (会話 | 投稿記録)
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アイルランドの劇作家である{{仮リンク|エドワード・マーティン|en|Edward Martyn}}は彼女をモチーフとして同名の心理劇『メイヴ』を著した{{sfn|前波|2010|pages=10-12}}。
 
== 家系 ==
 
父親はアイルランド上王{{仮リンク|エオフ・フェズレフ|en|Eochu Feidlech}}。エオフは上王{{仮リンク|アングス・トゥルベフ|en|Óengus Tuirmech Temrach}}の子孫。エオフには6人の娘がおり、デルブリウ、エスネ、エーレ、{{仮リンク|クロスル|en|Clothru}}、[[ムーゲン (アルスター王妃)|ムギン]]がメイヴの姉妹にあたる。また {{仮リンク|findemnaen|en|findemna}} と呼ばれる三つ子と Conall Anglondach がメイヴの兄弟となる。
 
三つ子は簒奪を謀り父親エオフに反乱を起こすも敗死。しかし三つ子の血統が途絶える事を惜しんだクロスルが戦の前夜に彼ら全員と順番に関係を持っており、この近親相姦で宿った子は後のアイルランド上王になる。また、クロスルはクルアハンの支配権をエオフに与えられていたがメイヴに殺害され、クルアハンはメイヴが支配する事となった。この事件はメイヴの死の遠因ともなっている。
 
== アルスター物語群 ==