「重装機兵レイノス」の版間の差分

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=== ストーリー ===
: [[22世紀]]初頭[[地球]]外での[[資源]]採掘の[[利権]]を巡って勃発した、第4次世界大戦が終結した。戦勝国側は再度の利権を巡る争いを恐れ、外惑星条約機構軍を設立、特定の[[国家]]が資源の独占をしない様、相互監視を図った。終戦から10年を経た西暦2111年、'''外惑星条約機構軍'''・[[ガニメデ_(衛星)|ガニメデ]]基地に所属する[[主人公]]は、所属不明の[[軍隊]]から襲撃を受けた資源採掘基地防衛の任を受け、最新鋭のアサルトスーツ・'''レイノス'''で出撃する。
: 謎の敵軍は瞬く間にガニメデを包囲し、地球圏の一部まで制圧してしまった。主人公は仲間たちと共に包囲網を突破して友軍と合流、仲間を失いながらも大気圏へ突入し、地上を制圧した敵軍を撃破していく。戦いの中、主人公は幾度となく立ちはだかる青いアサルトスーツ、そのパイロットである'''ランス・カルザス'''との交信に成功する。ランスの口から語られた敵の正体は、10年前に地球を救うために出発し、第4次世界大戦勃発の混乱で忘れ去られていた'''外宇宙探査艦隊'''だった。失った人員をクローンで補い、サイバー手術で生き延びてきた彼らは、自分たちを見捨てた地球を見限り、彼らの手で争いの無い平和な世界を作り上げるべく侵略を開始したのだった。
: やがて機動戦艦ロイアックの完成によって外惑星条約機構軍の反撃は勢いを増し、戦場は再び宇宙に戻り、る。激戦を経て追い詰められた外宇宙探査艦隊の旗艦を撃破するため、ランスとの決着をつけて戦争を終わらせるため、主人公は最後の戦いへと出撃する。
 
=== 登場人物 ===
==== 外惑星条約機構軍 ====
; 主人公
: 本作の主人公。
: 無口で、重要な時以外はほとんどしゃべらない。
 
; リーナ曹長
: 本作のヒロイン。
: 主人公が所属するアサルトスーツ隊のオペレーター。
: 戦いに望む主人公の身を常に案じ続け、「必ず帰ってきて」と声をかけ続ける。
: 主人公が出撃した後はハンガーでずっと帰りを待っている姿は、他の整備士たちにも知られている。
: なお本作では彼女以外にも数名の女性オペレーターが登場している。
 
; 隊長
: 主人公が所属するアサルトスーツ隊の隊長。
: 仲間を率いて戦い続けるが、最終決戦で被弾。主人公に自らの願いを託して戦死した。
: 10年前の第四次世界大戦でも現役であったことが『[[重装機兵ヴァルケン]]』外伝コミックスで語られた。
 
; ゾウザリー
: 主人公が所属するアサルトスーツ隊のパイロット。
: 大気圏突入時に機外へ取り残され、そのまま燃え尽きて戦死した。
: 10年前の第四次世界大戦でも現役であったことが『[[重装機兵ヴァルケン]]』外伝コミックスで語られた。
 
; バーサット艦長
: ガニメデ基地脱出作戦の支援を行った突撃艦バーサットの艦長。
: 爆雷を投下して主人公らを援護していたが、ランスの攻撃によって撃沈、戦死した。
 
; バーシス艦長
: ガニメデ基地脱出作戦、大気圏突入作戦で主人公たちを輸送した突撃揚陸艇バーシスの艦長。
: 任務に私情を挟まず、脱出に間に合わなかった兵士や、大気圏突入時に収容できなかった兵士も、艦に危険が及ぶ場合は容赦なく切り捨てる。
: バーシスは『[[重装機兵ヴァルケン]]』にも登場するが、艦長は別人に交代している。
 
; ランダーパイロット
: 外宇宙探査艦隊の地上本拠地攻撃作戦で主人公たちを援護した戦闘機ランダーのパイロット。
: 敵基地入り口の隔壁へと特攻し、突破口を切り開いて戦死した。
 
; ロイアック艦長
: 外宇宙探査艦隊の旗艦総攻撃に際して機動戦艦ロイアックの指揮を取った。
: 敵が同じ人類であり外宇宙探査艦隊であるという情報を知りながら、一般兵士にはこれを伝達していない。
 
==== 外宇宙探査艦隊 ====
; ランス・カルザス
: 本作のライバル。
: 第46機動コマンド隊を率いるエースパイロットであり、青いアサルトスーツに搭乗している。
: 主人公とは幾度となく激戦を繰り広げ、一時は敗れて重傷を負うもサイバー手術を受けて復帰、最終決戦へと挑む。
 
; 外宇宙探査艦隊司令官
: 本作のラスボス。
: サイバー手術によって外宇宙探査艦隊旗艦と一体化した状態で主人公を待ち受ける。
: 地球からの救援を待ち望んで生き延びたにも関わらず、通信が再開された際に「支援はない。自力で生き延びろ」と見捨てられたことで地球圏への復讐を決意した。
 
== 重装機兵レイノス2 ==