「シクロヘキサンの立体配座」の版間の差分

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== アキシアルとエクアトリアル ==
いす型配座の環を構成する各炭素原子から伸びる[[電子軌道]]には大きく分けて2つの方向(垂直方向と横方向)が考えられる。垂直方向に伸びた電子軌道の先にある原子を'''アキシアル原子'''または'''アキシアル位にある原子'''、横方向に伸びた電子軌道の先にある原子を'''エクアトリアル(エカトリアル)原子'''または'''エクアトリアル(エカトリアル)位にある原子'''と呼ぶ。また、環を構成する炭素原子とアキシアル原子・エクアトリアル(エカトリアル)原子との間の原子間結合をそれぞれ'''アキシアル結合'''、'''エクアトリアル(エカトリアル)結合'''とよぶ。シクロヘキサンの場合には各構成炭素原子にエクアトリアル(エカトリアル)水素とアキシアル水素がそれぞれ1つずつついている。垂直方向と横方向だけでなく、環を固定して考えたとき上側か下側かについても同様の向きとなるように電子軌道を持つ炭素原子は1個おきにあり、これらの電子軌道は互いに反発しあっている。
 
なお、アキシアル・エクアトリアル(エカトリアル)はそれぞれ英語で[[wiktionary:en:axial|axial]]、[[wiktionary:equatorial|equatorial]]と表記され、「軸(axis)」「赤道(equator)」から派生した単語である。地球になぞらえるならば、地軸方向・赤道面上と理解するとわかりやすい。
 
== 1,3-ジアキシアル相互作用 ==