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== ストーリー ==
[[2019年]]、[[環境問題|環境破壊]]により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では[[遺伝子工学]]により開発された'''レプリカント'''と呼ばれる[[人造人間]]が、過酷な[[奴隷]]労働に従事していた。しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻すような事件が多発する。レプリカントを開発したタイレル社によって安全装置として4年の寿命が与えられたが、後を絶たず人間社会に紛れ込む彼らもうとするレプリカントを「処刑解任」する任務を負うのが、専任捜査官'''ブレードランナー'''であった
 
タイレル社が開発した最新レプリカント「ネクサス6型」の一団が人間を殺害し脱走、シャトルを奪い、密かに地球に帰還するしたタイレル社に押し入って身分を書き換え、ブレードランナーを殺害して潜伏中のレプリカント男女4名(バッティ、リオン、ゾーラ、プリス)を見つけ出すため、ブレードランナーを退職していた'''リック・デッカード'''が呼び戻される。デッカードは情報を得るためレプリカントの開発者であるタイレル博士と面会し、彼の秘書'''レイチェル'''もまたレプリカントであることを見抜く。人間としての[[自己認識]]が揺さぶられ、戸惑うレイチェルにデッカードは惹かれていく。
 
デッカードは脱走グループが残していった証拠物から足跡をたどり、歓楽街の踊り子に扮していたゾーラを発見、追跡の末に射殺する。その後リオンに襲われるが、駆けつけたレイチェルが射殺するした事でデッカードは命を拾う。デッカードはレイチェルを自宅へ招き、未経験の感情に脅える彼女を熱く抱擁する。一方レプリカントグループのリーダー'''ロイ・バッティ'''は眼球技師を脅して掴んだ情報をもとに、プリスを通じてタイレル社の技師J・F・セバスチャンに近づき、さらに彼を仲介役にして、本社ビル最上階に住むタイレル博士と対面する。バッティは地球潜入の目的、彼らレプリカントの短い寿命を伸ばすよう依頼するが、博士は技術的に不可能であり、限られた命を全うしろと告げる。激昂したバッティは博士の頭を握り潰す
 
デッカードはセバスチャンの高層アパートを訪れ、部屋に潜んでいたプリスを格闘の末に射殺。そこへ戻ってきたバッティと、最後の対決に臨む。優れた戦闘能力を持つバッティに追い立てられ、デッカードはアパートの屋上へ逃れ、隣のビルへ飛び移ろうとして転落寸前となる。しかし寿命の到来を悟ったバッティはデッカードを救い上げ、穏やかな笑みを浮かべながら命果てる。デッカードはレプリカントとして同じ運命が待つレイチェルを連れ、逃避行へと旅立つ。
グループのリーダー、'''ロイ・バッティ'''はプリスを通じてタイレル社の技師J・F・セバスチャンに近づき、彼を仲介役にして、本社ビル最上階に住むタイレル博士と対面する。バッティは地球潜入の目的、彼らレプリカントの短い寿命を伸ばすよう依頼するが、博士は技術的に不可能であり、限られた命を全うしろと告げる。激昂したバッティは博士の頭を握り潰す。
 
デッカードはセバスチャンの高層アパートを訪れ、部屋に潜んでいたプリスを格闘の末に射殺。そこへ戻ってきたバッティと、最後の対決に臨む。優れた戦闘能力を持つバッティに追い立てられ、デッカードはアパートの屋上へ逃れ、隣のビルへ飛び移ろうとして転落寸前となる。しかし、寿命の到来を悟ったバッティはデッカードを救い上げ、穏やかな笑みを浮かべながら命果てる。デッカードはレプリカントとして同じ運命が待つレイチェルを連れ、逃避行へと旅立つ。
<!-- あらすじは全体が簡潔に理解できる範囲で、結末まで記述ください。参照:「Wikipedia:あらすじの書き方」「Wikipedia:ネタバレ」 -->