「スターブレード」の版間の差分

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『'''スターブレード'''』 ('''STARBLADE''') は、[[ナムコ]](後の[[バンダイナムコエンターテインメント]])が開発した[[アーケードゲーム]]。先行作品『[[ギャラクシアン3|ギャラクシアン<sup>3</sup>]]』の世界観を踏襲した、一人用の[[3次元コンピュータグラフィックス|3DCG]][[ガンシューティングゲーム]]となっている。[[UGSF]]シリーズの1つである。
 
== 概要 ==
「戦闘機に乗り込んで戦う」という一人称視点を採用したゲームではあるが、プレイヤーはその操縦には触れず、パイロットではなく砲手を担当する。つまり、実際はオーソドックスな[[ガンシューティングゲーム]]である。決められた進路と視野運動に沿って現れる敵を、両手で持つ大きな火砲型コントローラ(ガンシューティングとしては非常に取り回しの難しい大きさ)で狙い撃ち落す。映画『[[スター・ウォーズ・シリーズ]]』等で見られるような宇宙戦闘を体感できる。内容は視覚、聴覚、触覚を刺激する“スター・ウォーズシミュレーター”と言えるものだった。事実、敵(及び味方)艦隊やアステロイドの間をすり抜けながらの飛行や敵勢力の惑星型最終兵器「レッド・アイ」への侵入突撃や、整列した建造物群の溝状の合間に上空から急降下で入り込んだりするなど、演出面でスター・ウォーズを意識したような所が多くみられる。
 
システム基板には、同社の[[SYSTEM21]](ポリゴナイザー)を採用している。本作では画面に登場する全てのオブジェクトが合計5基の[[デジタルシグナルプロセッサ|DSP]]によってリアルタイムに生成・描画されている。本作に関連する[[ギャラクシアン3|ギャラクシアン<sup>3</sup>]]でも、[[国際花と緑の博覧会]]の[[パビリオン]]に出展したバージョンではリアルタイムレンダリングを行っている(その後のバージョンでは背景などをレーザーディスクの映像に置き換え、得点に関わる部分だけをレンダリングしている)。
 
SYSTEM21ではテクスチャマッピングが施すことができないものの、逆にごまかすことのできない造型に依存した表示手法であることから、シーンによっては極端に精密なモデリングが行なわれており、そこに組み合わされる細かい[[ビットマップ]]による文字情報やワイヤーフレームが豊かな表現力を見せた。
リアルタイムレンダリングポリゴンによるソリッド感と、ブリーフィングを除きゲームスタートからエンディングまでワンカットで進行する継ぎ目のないゲーム進行、乗り込み形の半開放式大型筐体によるダイナミックな宇宙空間の表現が臨場感を強調させた。
 
BGMについても、冒頭のブリーフィング以降の本編進行中にBGMは存在せず、高品質な爆発音やビームの発射音や音声通信の演出などがアンプ基板上のサラウンド処理ICによる4chステレオで聞こえる、ストイックで臨場感の高い内容であった。最終ボスと遭遇し、最終決戦からエンディングへと至る時になって初めてBGMが流れるという演出(後日談として、実際はサウンドメモリの容量が足りずBGMを載せられなかったことが明かされた)は、ゲーム業界においては極めて新鮮で高い評価を受けた。また、同社の[[ファミリーコンピュータ]]向けゲーム[[スターラスター]]も同様の演出を採用している。
 
== 無限遠投影と凹面鏡 ==
== ゲーム性 ==
{{出典の明記|section=1|date=2008年3月}}
このゲームの難易度はかなり高く、敵の出現順・場所をしっかり覚えてパターン化していないと、BGMを聴くことができるところまで進むことは難しかった。これは、3次元的に動く敵に対して、3次元的に動くビーム(弾)を数発当てなければ敵を破壊できないこと、4つのショットボタンがあるとはいえ、ハンドル状の操縦桿(可動部分)にボタンが付いている為に、安定した連射を行うことが難しかったことから、予測射撃を使って効率よく敵に弾を当てていかなければ、ろくに敵を破壊できなかったことが原因である。しかし、このゲームは連射による弾切れへの耐性がかなり高かったため、高速な連射装置をつけることで、ショットは途切れ途切れのビームでなく連続ビーム状となり、劇的に、それこそ別のゲームであるかのように難易度を引き下げることが可能であった。このため、ある程度発売から時間が経過してきた頃になると、連射装置を付ける事で、客層を広げて延命をはかろうとする店舗も多く見られた。
 
== 移植 ==
[[メガCD]]、[[3DO]]、[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]、[[Wii]]の順に移植されている。なお、当時の最先端技術で作られたアーケードに対して価格に制限のある家庭用ゲーム機ではフル[[ポリゴン]]による処理は荷が重く、[[ゲームアーツ]]のメガCD版[[シルフィード (ゲーム)|シルフィード]]と同様にプリレンダリングによる[[ムービー]]を背景に流し、ゲームを同期ている。
 
; メガCD版
: 1994年12月16日発売。いわゆる「次世代機」と呼ばれる(当時としては高性能な)新しい世代の機械になり、フルスクリーンでアーケードと同様の画面構成になった。背景のプリレンダリングムービーがオリジナル・テクスチャによりグラフィックをリファインした2種類のモードを選ぶことが出来る。破壊可能オブジェクトはポリゴンによりリアルタイムレンダリングされている。
 
; プレイステーション版スターブレードα
: 1995年3月31日発売。基本は3DO版と同じだが、オリジナル・テクスチャマッピングの選択により破壊可能オブジェクトのテクスチャの有無も変更される。背景のムービーはCD-ROM内にプレイステーション標準形式のSTRで格納されている。PS専用マウスによる照準移動が可能。[[2014年]][[1月22日]]より[[ゲームアーカイブス]]で配信開始。
 
* '''スターブレード オペレーションブループラネット'''
:: 2001年9月20日〜22日開催の『[http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20011102/orbs.htm 第39回アミューズメントマシンショー]』に参考出展された実質的続編。密閉半球型ドームスクリーン「O.R.B.S.」の体験プログラムとして製作された。サディーン来襲(スターイクシオン)より1世紀後、自機は「ジオソード」の進化版「ジオ・キャリバー」(砲身が2本から4本に追加されている)。『アミューズメントマシンショー』では約6分間の体験版にかかわらず待ち時間が1時間半になるほどの人気を博した。2002年12月18日〜29日開催の『[http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20021218/ce.htm キャラ博]』にも出展されている。
:: しかし、同作品は製品化されることなく開発は終了。一方、筐体である「O.R.B.S.」の開発は続けられ、2006年に「パノラミック・オプティカル・ディスプレイ(p(p.o.d.)」としてガンダムシリーズ作品『[[機動戦士ガンダム 戦場の絆|戦場の絆]]』と『[[マッハストーム]]』に採用されている。
:: 2011年10月に[http://ugsf-series.com/ UGSFシリーズ公式サイト]で紹介されている。
 
== サウンドトラック ==
*ナムコ ゲーム サウンド エクスプレス VOL.6
:STARBLADE」「』『[[ギャラクシアン3|GALAXIAN³ PROJECT DRAGOON]]のカップリング
* [[細江慎治]]WORKS VOL.5
:[[サイバースレッド|CYBER SLED]]」「』『[[サイバーコマンド|CYBER COMMANDO]]」「』『STARBLADEのカップリング。
 
== 外部リンク ==
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