「集積回路」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
34行目:
民生品として大量のICの需要を発生させたのは[[電卓]]だった。コンピュータ([[メインフレーム]])でのICの採用は、[[System/360]]では単体のトランジスタをモジュールに集積したハイブリッド集積回路(IBMはSLTと呼んだ)にとどまり、モノリシック集積回路の採用は[[System/370]]からであった。
 
1960年代に最初の製品があらわれた[[汎用ロジックIC]]は、やがて多品種が大量に作られるようになり、コンピュータのようにそれらを大量に使用する製品や、あるいは家電など大量生産される機器にも使われるようになっていった。1970年代には[[マイクロプロセッサ]]が現れた。
やがてより集積度の高いMSIやLSIが生産されるようになってゆき、そのうちそのような分類も曖昧になって、[[マイクロプロセッサ]]など比較的複雑なものをLSI、[[汎用ロジックIC]]など比較的単純なものをIC、と大雑把に呼び分ける程度の分類となった。
 
やがてより集積度の高いMSIやLSIが普通に生産されるようになってゆきると、そのうちそのような分類も曖昧になって、[[マイクロプロセッサ]]など比較的複雑なものをLSI、[[汎用ロジックIC]]など比較的単純なものをIC、と大雑把に呼び分ける程度の分類となった。
 
=== VLSI ===