「東名阪自動車道」の版間の差分

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|名前 = {{Ja Exp Route Sign|E23}} 東名阪自動車道
|地図画像 = [[ファイル:Higashi-Meihan Expressway Map.png|250px|]]
|総距離 = 55.1 [[キロメートル|km]]
|制定年 = [[1973年]]
|開通年 = [[1970年]]-[[2005年]]
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連結している[[名阪国道]]・[[西名阪自動車道]]や伊勢湾岸道・新名神と一体となって関東・東海地区と[[京阪神|京阪神圏]]を結ぶ道路交通の大動脈の一部を構成している。
 
東名[[豊田ジャンクション|豊田JCT]] - 名神[[草津ジャンクション|草津JCT]]間は東名・名神([[米原ジャンクション|米原JCT]])[[経由]]よりも伊勢湾岸道・東名阪・新名神経由の方が34.1 [[キロメートル|km]]・約20分の短縮になるため、豊田JCT - 草津JCT間を通過する車両の約7割が東名・名神経由から伊勢湾岸道・東名阪道・新名神経由にシフトした。そのため、2008年の新名神開通後は上り線の亀山JCT - 四日市IC間、下り線の四日市JCT-鈴鹿IC間を中心に[[渋滞]]が慢性化するようになっている([[#四日市IC付近の渋滞|後述]])。
 
現在'''[[名古屋第二環状自動車道]]'''(略称 : '''名二環''')として供用されている路線のうち、名古屋IC - 上社JCT - 名古屋西JCTおよび上社JCT-高針JCTは東名阪自動車道の一部として開通・供用されていたが、[[2011年]][[3月20日]]に名古屋南JCT - 高針JCT間が開通した際に東名阪から分離して新規開業区間と合わせ「名二環」へ変更された<ref>{{Cite web|url=http://www.c-nexco.co.jp/news/1807.html|title=東名阪自動車道(名古屋西JCT〜高針JCT)の道路名称を『名古屋第二環状自動車道』に変更|publisher=中日本高速道路|date=2010年9月22日|accessdate=2010年9月22日}}</ref><ref group="注釈">なお、名称変更後もリフレッシュ工事は東名阪と名二環を一体的に実施している。</ref>。なお、当初計画では名古屋西IC以西のみが東名阪だったため、元に戻った形となる。
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* [[2008年]][[2月23日]] : 亀山JCT 供用開始に伴い、新名神高速道路(亀山連絡路)と接続。
* [[2011年]][[3月20日]] : 名古屋南JCT - 高針JCT間(現・名二環)開通に合わせて、名古屋南JCT - 上社JCT - 名古屋西JCT間および、名古屋IC - 上社JCT間を[[名古屋第二環状自動車道]](名二環)に路線名称変更。
* [[2012年]][[12月13日]] : 上り線・四日市IC - 御在所SA間 (3km3 km) 暫定3車線化<ref name="c-nexco_news_2958" />
* 2012年[[12月19日]] : 下り線・御在所SA - 鈴鹿IC間 (5km5 km) 暫定3車線化<ref name="c-nexco_news_2958" />
 
== 路線状況 ==
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|名古屋西JCT - 四日市JCT
|4=2+2
|rowspan="8" |80 [[キロメートル毎時|km/h]]
|
|-
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ほぼ全線が4[[車線]]であるが、新名神開通に伴い交通量が増加した一部区間に付加車線がある。
* ※1 : 暫定措置([[2018年|2018年度]]の新名神・[[新四日市ジャンクション|新四日市JCT]]-[[亀山西ジャンクション|亀山西JCT]]間開通までの間)
* ※2 : 上り線に1,500m500 mの付加車線、亀山JCTの名古屋方面側に約2km2 kmの付加車線あり。
 
=== 道路施設 ===
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!区間!!構造物名!!長さ
|-
|弥富IC - 長島IC||[[木曽川橋 (東名阪自動車道)|木曽川橋]]||900m900 m
|-
|長島IC - 桑名東IC||[[揖斐長良川橋]]||923m923 m
|-
|亀山IC - 伊勢関IC||木下トンネル||130m130 m
|-
|}
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;2002年度
* 日平均交通量
** 名古屋西JCT - 亀山IC(区間平均) : 58,049台(96.9 %)
(2003年度日本道路公団年報)
 
{{anchor|四日市IC付近の渋滞|}}
==== 四日市JCT - 亀山JCTの渋滞 ====
四日市JCT - 亀山JCT間、特に四日市ICを先頭とする渋滞が午前の下り線・午後の上り線を中心に頻発している<ref>NEXCO中日本ホームページより。</ref>。激しい場合には渋滞末尾が下り線では桑名IC付近や伊勢湾岸道本線上まで、上り線では伊勢道の[[津インターチェンジ|津IC]]や新名神の鈴鹿トンネル付近まで達する事があり、NEXCO中日本も[[ゴールデンウィーク]]・[[お盆]]などの行楽シーズンや[[年末年始]]には例年、最大30 - 40km40 kmの渋滞予測を発表している。
 
この区間では東名阪道-伊勢道・名阪国道ルートと伊勢湾岸道-新名神高速ルートが完全に重複しており、新名神高速開通前の2007年の四日市IC-鈴鹿IC間の交通量は一日平均67,000台であったが、2008年2月23日に新名神高速が部分開通したことで東京・静岡方面-京都・大阪方面を通過利用する多くの車両が東名・名神ルートから伊勢湾岸道-新名神高速ルートにシフトしたため、開通後の2009年には89,000台と大幅に増加した。
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また、四日市IC-亀山JCT間には下り坂から上り坂に変わり運転者が気付かぬまま車両のスピードが低下してしまう「サグ部」と言われる地点が5か所存在すること、四日市JCT - 亀山JCT間には[[ジャンクション (道路)|JCT]]・[[インターチェンジ|IC]]・[[サービスエリア|SA]]から本線への合流が6か所も集中していること、さらに[[ETC割引制度#生活対策#休日の割引|休日特別割引]](いわゆる「高速上限1,000円」)の導入が拍車をかけ、上り線を中心に渋滞が激化している<ref>朝日新聞[[2009年]][[12月30日]]記事より。</ref>。
 
NEXCO中日本では渋滞緩和を目的として、四日市IC付近のサグ部3か所に「速度低下注意」と表示するLED情報板を設置し、2008年にはICなどの加速車線の延長工事や四日市JCT-四日市IC間8.9km9 kmを3車線化する付加車線工事を行ったほか、2012年には新名神の新四日市JCT - 亀山西JCT間の開通までの暫定的な対策として、四日市東IC - 鈴鹿IC間の上り線約3km3 km・下り線約5km5 kmを交通容量を増加させることを目的に路肩を含む2車線道路を3車線化している<ref>{{Cite web|url=http://www.c-nexco.co.jp/news/2533.html|title=東名阪道 一部区間の暫定3車線化工事のお知らせ 〜四日市IC付近の渋滞対策として〜|publisher=中日本高速道路|date=2012年3月26日|accessdate=2012年3月27日}}</ref>。しかし、渋滞の解消には至っておらず、抜本的な対策として早期の新名神 新四日市JCT - 亀山西JCT間の開通が待たれている。
 
全国の高速道路で事故が全体的に減少する中、三重県内の東名阪道や新名神においては上記の渋滞で車両速度が頻繁に変化し、ブレーキが間に合わず前方の車両に追突する事故が増加傾向にある。