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2006年6月28日 (水) 11:05時点における版

いとしのレイラLayla)は1970年にエリック・クラプトンが結成したバンド[[デレク・アンド・ザ・ドミノス]」の楽曲。序盤の有名なギターリフから情熱的で激しい演奏からピアノを軸に穏やかな演奏の終盤という対照的な2つのパートで構成されている。

解説

エリック・クラプトンがクリーム」解散後の1970年、デレク・アンド・ザ・ドミノスで出したアルバムの「いとしのレイラ」の表題曲でありロック史に残る名曲。この曲は大親友であったビートルズジョージ・ハリスンの妻パティに恋をしてしまい、その私的感情から生まれた曲。歌詞の内容も当時のクラプトンの悩み苦しんでいる気持ちが前面に押し出されている。プロデューサーにはトム・ダウト、スライドギターでデュアン・オールマンも参加し個性を発揮。クラプトンとギターバトルのような演奏を繰り広げていたと言う。この頃からクラプトンのギタースタイル、音楽の方向性や私生活などでも変化が起きておりこの曲は一種のターニングポイントになっている。

意外にも曲の収録されているアルバム「いとしのレイラ」自体は発売当時評判が悪く英国のチャートも振るわなかったが、その後発売されたロングーヴァージョンで全英米で10位と大ヒットし、その後もチャートを振るわせた。日本でも有名で近年では三菱自動車工業のCMにもなった。いまだにクラプトンのライブでも演奏され、他にもいろいろなヴァージョンが存在する。