「シール (工学)」の版間の差分

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リップパッキンは環状のパッキンで、軸と本体の所定の隙間にはめ込んで使用する。断面形状から Uパッキン・Vパッキン、Lパッキンに分類され、UやVの開いた側に高圧流体が来るように装着される。流体の圧力によってU字やV字が開く方向に力が働き、密閉性を確保する「セルフシールパッキン」である。素材はゴムが多いが[[皮革]]なども使用される。Uパッキンは一重で、Vパッキンは複数のパッキンを重ねて使う。
 
[[File:Pisuton balveピストンバルブ交換1.jpg|190px|thumb|フラッシュバルブ内のピストンバルブ部と底面に見えるのがはシートパッキン]]
多用される使用例として[[水洗式便所]]の[[フラッシュバルブ (栓)|フラッシュバルブ]]の[[ピストンバルブ]]があり、ピストンバルブはバルブ上部外周にUパッキン・わん皮[[パッキン]]が巻かれ、一次側(給水口側)と二次側(便器に繋がった排水口側)とはUパッキン・わん皮パッキンで仕切られ、わん皮パッキン上部が圧力室部であり、1回操作する度に内部のピストンバルブが上下に1往復の昇降[[ピストン運動]]をすることにより1回分の洗浄水を吐水、止水されるが、そのピストンバルブの底部にはシートパッキンと呼ばれる中央部に[[ストレーナー]]が付いた接触型弁座パッキンが組み込まれている。