「最前線物語」の版間の差分

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[[シチリア島]]に上陸した軍曹たちはドイツ軍の砲撃にさらされるが、廃墟となった町で母親の遺体を運ぶ少年に出会う。少年はドイツ軍の砲撃陣地の場所を知っており、「母親の埋葬を手伝う」という条件と引き換えに軍曹たちを砲撃陣地に案内する。砲撃陣地は丘の上の民家の中にあり、陣地を偽装するために女性たちがドイツ兵に脅されながら農作業をしていた。軍曹はドイツ兵を射殺して砲撃陣地を制圧し、解放された女性たちから歓迎を受ける。軍曹は約束通り少年に上質な棺を用意し、少年から感謝される。
 
1944年6月、[[ノルマンディー上陸作戦]]に従軍した第1分隊は[[オマハ・ビーチ]]への上陸作戦を敢行するが、ドイツ軍の攻撃にさらされ、鉄条網を突破できずにいた。軍曹は[[バンガロール爆薬筒]]で鉄条網を爆破するように命令し、グリフはドイツ軍に狙撃され負傷しながらも作戦を遂行し、鉄条網を爆破する。フランスへの上陸を果たした[[連合国 (第二次世界大戦)|連合軍]]は進撃を続け、第1分隊は補充兵カイザーを加えてフランス領内を進軍する。その途中、第1分隊は軍曹が第一次大戦の終戦を迎えた平野に到達する。そこには全滅したドイツ軍部隊がいたが、それは全滅を偽装したシュレーダーの部隊だった。襲撃された軍曹たちはドイツ軍の戦車を奪い反撃し、ドイツ軍はシュレーダーを残して全滅する。軍曹は負傷したカイザーを手当てしていたが、そこにドイツ軍から逃げてきたマルベーズが現れる。夫は死んでしまうが、妻は出産寸前だったため、戦車の中に運び込み総出で彼女の出産を手助けする。無事に出産を終えたことを喜ぶ軍曹たちを尻目に、シュレーダーは戦場から脱出する。
 
ベルギー領内に進軍した第1分隊は、対独[[レジスタンス]]のワローンがいる障害者施設を襲撃する。軍曹はワローンの手引きで施設に乗り込み、銃撃戦の末にドイツ軍を全滅させる。11月にはドイツ領に進軍するが、そこでドイツ軍の反撃に遭い、カイザーが戦死する。連合軍はフランスに撤退し、体制を整えて再びドイツ領に進撃する。第1分隊は戦争の終わりを実感して喜びに湧くが、最後の任務として[[チェコスロバキア]]の強制収容所解放作戦に参加する。しかし、そこで[[親衛隊 (ナチス)|親衛隊]]によって虐殺された収容者たちの姿を見て、第1分隊の面々は衝撃を受ける。軍曹は助け出したものの間もなく死んでしまった少年を埋葬し、墓の側に佇んでいた。そこにシュレーダーが終戦を叫びながら近づいてくるが、軍曹はシュレーダーを刺してしまう。しかし、グリフたちから戦争が4時間前に終結したことを聞かされ、再び同じ過ちを犯したことを後悔する。軍曹たちはその場を立ち去ろうとするが、シュレーダーが生きていることに気付き、彼を助け出す。
 
== キャスト ==